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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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三瓶登山

2008年1月5日(土)
毎年恒例となった正月の三瓶登山です。御来光を見るのが目的ではないので、7:00に姫逃池コース前駐車場に集合。4人で登ります。歩くコースは、「姫逃池コースで男三瓶に登り、男三瓶からユートピア経由で女三瓶へ、女三瓶から北の原自然林経由で姫逃池コース前駐車場へと戻る。」です。

標高600m
登山口から少し歩くと「標高600m」の標柱です。雪の重みで折れている枝が、ところどころあります。
標高650m
水分を多く含んだ雪が、じわじわと足腰に効いていきます。餅の食べすぎがたたってます。
ハイイヌガヤ
ハイイヌガヤ(這犬榧)
イヌガヤ科
雪の重みによく耐えています。
標高700m
「標高700m」付近を通過すれば、程なく東屋のある広場につきます。広場のテーブルで積雪量がわかります。
テーブル・ベンチ
板蒲鉾
ベンチに積もった雪を見ていたら、「板かまぼこ」が欲しくなりました。思考が・・・。
テンの足跡
テンの足跡です。ちなみに、「おとしぶみ山岳部」には「テンピー」の雪像を作らせたら右に出るものは無いという名人がいます。(私は左に出ますが・・・(^^ゞ) 見上げると、
カラマツ林
この付近はカラマツが植林されているのです。

雪上の虫
雪の上に黒い点々があり、よく見ると動いているのです。俗称「雪虫」で、ここにいるのは「トビムシ」の仲間のようです。
トビムシの仲間

雪と木々の創作物を見て歩くのも面白いもの。
雪の創作

雪の創作

「標高750m」の標柱、見落としです。

標高800m


雪上にぽつんと楓の葉
悴んだ手


標高850m

強風になびく樹々
風になびく

この日は、暖かく樹氷は見られませんでしたが、
氷漬け
氷漬けの冬芽がありました。


標高900m


標高950m
この付近の雪景色
樹と雪の景色


このコースを歩くとき、いつも挨拶をかわす
橅
ブナさんです。このブナのすぐ横に、
標高1、000m
「標高1,000m」の標柱があります。


標高1、050m
風当たりが強くて雪が張り付いています。字が読み取りにくいですが、「標高1,050m」です。
登山者
私の前を行く仲間がわかりますか?

キツイ・・・です。
ここから、導標どおりの時間で山頂へ立つのは、体力的にきついですよ。

標高1,100m
あと「26m」です。


もうすぐ山頂
この樹のトンネルを抜ければ、

樹林を抜けた。
山頂が見えてきます。


男三瓶山頂
男三瓶山頂です。風当たりが強いので、雪は飛ばされてしまいます。
山頂避難小屋に向かう。
山頂から避難小屋にかけての斜面は雪が多いので仲間の一人は山スキーです。
山頂避難小屋に着いた。
山頂避難小屋にて、小休憩。小屋内の寒暖計は、1℃でした。


女三瓶に向けて出発
犬戻し付近
犬戻しの岩場を慎重に下ります。


ユートピア付近
ユートピア付近です。


兜山
兜山です。


雪の中からこんにちは、
ウツギの実
ウツギの実です。


イノシシのラッセル
登山道を横切って林の中に続くイノシシ君の足跡。


女三瓶山頂付近でこの方もこんにちは
フシグロ
フシグロ(節黒)
ナデシコ科


室ノ内展望所で昼食を摂ることに、道中こんなものがたくさんおちています。
ウサギのウ❍コ
野ウサギさんのウ❍コです。歩きながらばらまいているかのようです。
ウサギはいずこへ
大平山に向かっている野ウサギの足跡。

昼食後、女三瓶に登り返し、
男三瓶山
男三瓶と
室ノ内
室ノ内池を眺めます。


カシワ冬芽
カシワ(柏)
ブナ科
”寒さから 冬芽を守る 枯れ葉かな”


雪の創作
見事なバウムクーヘン。俵雪です。

フィールドサイン
土木工事
イノシシ君が食事をした跡でしょうか。

分岐
大分、下りてきました。

北の原自然林では、何種類かの小鳥の鳴き声が聞かれます。
本当に、ウソ
ウソ(鷽)
スズメ目アトリ科
「今年は、桜の芽を食べませぬ」と嘯いていた。

やっと、駐車場に到着。
風紋
奥の駐車場の雪上面が面白い表情をみせていた。

帰りには三瓶温泉にて汗を流しました。いい風呂(1126)ですよ。
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