201008/06 会津駒ケ岳 ・ 平ヶ岳 2 山行 0 明けて7月30日(金)。 4:30起床。外を見るとやはりガスで景色は見えず。 ま、それでも山頂には行っておこうと身支度を整え(とはいっても軽装備)、5:00に小屋を出た。木道をゆっくり歩いて5:30に会津駒ケ岳山頂へ着く。少しずつガスが薄くなってゆく。記念写真を写して、小屋へと引き返す。その途中で少しだけ花を写すことが出来た。コバイケイソウ(小梅蕙草)ユリ科素晴らしい「コバイケイソウ」さんの群落に出逢えた。 何年かの周期でよく咲く年がくるのだそうだが、小屋の奥さんによると今年は当たり年?だそうで、見事な花つきだそうだ。 なんか得した気分。ハクサンコザクラ(白山小桜)サクラソウ科雨はあがっていたが、雫をまとった「ハクサンコザクラ」さん。 愛おしい。ベニバナイチゴ(紅花苺)バラ科この方は湿ったところが好きです。 枝や葉っぱに棘がありません。 集合果は美味しくないそうです。アラシグサ(嵐草・暴風草)ユキノシタ科木道と木道の間にちょこんと花が見えたので、近寄ってみましたが、最初はどなたか判りませんでした。小屋にあった高山植物の図鑑を見て「アラシグサ」さんとわかりました。ように小屋まで戻ったら、青空が見え出してきた。しばらくすると山頂が見え出した。「駒ノ小屋」のそばの「駒ノ池」に写る「逆さ会津駒ケ岳」。この景色が見れて、うれしかった。小屋で朝食を食べ、7:30に小屋のご主人、奥さんに暇乞いして下山開始。降りのルートは富士見林道で大津岐峠まで行き、峠からキリンテ口へ下ります。このルートもお花畑が次々に現れますが、あまりゆっくりしていると、バスに間に合わなくなるので、そこそこに。ホソバノキソチドリ(細葉木曽千鳥)ラン科亜高山の湿り気のある草原がお好みで、此処では沢山見ることが出来ますよ。イワイチョウ(岩銀杏)ミツガシワ科この方も沢山見ることが出来ました。 「ミツガシワ」さんの花弁に密生する毛を綺麗に剃ると「イワイチョウ」さんに似ています?。アカモノ(赤物)ツツジ科花弁の赤みが印象的です。白い花弁のものが多い中ちらほら薄紅色の花をつけた方がいらっしゃいました。エゾシオガマ(蝦夷塩釜)ゴマノハグサ科クリーム色の花弁が素敵な方です。「葉までうつくしい。」シオガマギクさんの仲間です。ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜)キク科平地で見られる「コウゾリナ」さんよりも柔らかそうな感じに見えます。が、やはり剛毛があり多少ざらざらしています。ハクサンシャジン(白山沙参)キキョウ科別名「タカネツリガネニンジン」。 「ツリガネニンジン」の高山型と云われていますが、決定的な違いがなく、「ハクサンシャジン」を認めない見解もあるそうです。 ま、この方々にとってはどうでもいいことでしょうけど。続く。 PR