200905/18 恐羅漢山 山行 0 5月16日(土)私を惹きつけて止まない「西中国山地」。その中で広島県と島根県の県境に在って、1,346mの標高を誇る「恐羅漢山」へ4人で登った。重そうな雲が、今にも泣き出しそうな中を牛小屋高原の駐車場へ向かう。駐車場に着くよりも前に雨が落ちだしてきたが、駐車場には数台の車と中型のバスが停まっていた。小雨の中を「夏焼峠」へ向かって歩き出す。林の中に入ってしまえば、濡れない程度だ。林床には、「ツクバネソウ」、「チゴユリ」、「ホウチャクソウ」、「ユキザサ」が花をつけている。樹々の花も「ミヤマガマズミ」、「オオイタヤメイゲツ」、「アサノハカエデ」、「コバンノキ」などなど。ゆっくりと歩いて、山頂には12時40分頃着いた。天気がよければ、たくさんの人がいるはずだが、我々の他、誰もいない。「旧羅漢山」の方へ向かう途中の林の中で雨を避けて昼食。付近には「サラサドウダン」がたくさんの蕾をつけていた。「恐羅漢山」へ引き返し、「台所原」へ降りる。此処の森は気持ちが落ち着く。「ブナ」や「トチノキ」の巨木が目に付く。此処では「ホオノキ」の葉がまだ開ききっていない。ホオノキの花が観たくて降りてきたのだが。また、「チマキザサ」が花をつけていた。笹・竹類は稀にしか花をつけないので、貴重な体験をしたことになる。「台所原」から林道を歩いて、「早手のキビレ」経由で「夏焼峠」を目指すが、この林道が長い。「なんか知らんがしわーてやれん。」駐車場に戻ると16時をまわっていた。アサノハカエデ(麻の葉楓)カエデ科コバンノキ(小判の木)トウダイグサ科 PR