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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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西の山へ

4月5日(土)
好山病(こうざんびょう)に侵されているメンバーが多い「おとしぶみ山岳部」。その中でも重症の4人で益田の山に登ってきました。まず、益田市街の西方に、美しい円頂形の山容を見せる、「大道山」(おおどうやま)標高420m。この山は山頂にテレビの中継アンテナがあるため、山頂まで車が通れる道があり、登山道もその道を歩くのです。未舗装なのが救いですね。

大道山登山口
大道山登山口
登山道の傾斜も緩やかで、登山道脇の樹や草花を眺めながらゆっくり歩きます。
タチツボスミレ
タチツボスミレ(立坪菫)
スミレ科

キブシ
キブシ(木五倍子)
キブシ科
50分足らずで山頂へ到着。ベンチや東屋が設置されています。トイレもあります。早速、昼飯たばこをして記念撮影。そして下山、次の山へ。


次に向かったのは、石見横田から匹見川沿いに国道488号線を上った、日原町との境ちかくにそびえる、「天狗山」標高436m。
天狗山登山口
天狗山登山口
ここから、七滑ノ滝(なめらのたき)まで沢沿いに歩きます。
清流
こんな綺麗な流れです。ここの上にある七滑ノ滝は別名「手水ノ滝」とも呼ばれここで手を洗い清めて、山頂の小さな社に参拝するのです。足元には湿った場所が好きな、コチャルメルソウが花をつけています。
コチャルメルソウ
コチャルメルソウ(小哨吶草)
ユキノシタ科
面白いというか、不思議な形の花ですね。(なんでこげなかっこになっただぁか、おもっしぇが。)
滝を過ぎると、沢から離れて少し急登になります。ここでは、シュンランが、「見て見て」と言わんばかり。
シュンラン
シュンラン(春蘭)
ラン科
そして、シハイスミレも、
シハイスミレ
シハイスミレ(紫背菫)
スミレ科

山頂近くには、コバノミツバツツジが花を咲かせていました。
ミツバツツジ
コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)
ツツジ科

さて、山頂には大きな岩があって、そこに登ると最高の展望が開けます。写真は無いので登って見てください。
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