200804/14 高の峯山 山行 0 4月12日(土)雲南市大東町の山田地区の東方に鎮座する「高の峯山」、9年前に一度、訪れた山である。地図と記憶を辿りながら、向かふ。大きな案内板があるので、その脇の狭い舗装道路を入ってゆく。この道の先は、林道作業道「数ヶ畑線」となり、未舗装になる。この作業道をしばらく進むと分岐する地点があり、ここに車を止めることができるが、お勧めしない。林道を歩くのも楽しいから・・・。林道の脇に、 ハコベ(繁縷)ナデシコ科コハコベ(小繁縷)ナデシコ科サワハコベ(沢繁縷)ナデシコ科ハコベとコハコベは、同じような日当たりの良いところに生えています。サワハコベは、半日陰~日陰の湿り気のあるところで、見られます。ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)スミレ科ナガハシスミレ(長嘴菫)スミレ科シハイスミレ(紫背菫)スミレ科ナガバタチツボスミレは、地際の葉が円心形なのに対し、茎の上位に付く葉ほど、三角状卵形~披針形と細長くなります。 ナガハシスミレは、画像のとおり、距(きょ)がなが~く突き出すので「天狗菫」の別名があります。 シハイスミレは、葉の裏面(背)が紅紫色であることからの命名です。あ~ぁ、ずっとこごんで歩いちょったら、腰がいたていけんやになぁわ。ちょっこ、上なと見て歩かな。キブシ(木五倍子)キブシ科背中を伸ばすとキブシイイ~くろもじ(黒文字)クスノキ科ウグイスカグラ(鶯神楽)スイカズラ科和名の由来は諸説ありますが、ウグイスが関係していることは確か。熟した実は生食でき、美味しいです。さて、もうすぐ山頂といふところで、この方がお出迎え。タムシバモクレン科タムシバなんて変わった名前ですが、これは葉や枝を噛むと少し酸味を伴った甘みがあり、山仕事のおやつ代わり?にかじったことから、「噛む柴」が転訛したものだそうです。実際、山歩きでくたべた時に噛むと爽快な気分に浸れます。ゆっくり歩いても、1時間ちょっとで山頂です。北方の展望はいいですよ~。 PR