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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

三瓶北の原 花便り 12

4月23日(木)

暖かな日が続いて、三瓶北の原で生きている植物たちも次々と花を咲かせだして、撮影が追いつかないほどです。 毎年、同じ種類の花々を撮影していますが飽きることはなく、特にこの時期はわくわくします。 





カナクギノキ(鉄釘の木)
クスノキ科

同じクスノキ科のクロモジに似た色合いの花を密に咲かせます。 5日前から花を咲かせだしました。





フデリンドウ(筆竜胆)
リンドウ科

私の好きな「フデリン」が今年も花を咲かせだしました。 画像のフデリンは、草丈5cm程です。






ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫)
スミレ科

良い香りがすると私は思うのですが、あなたはどう感じますか? 

花のにほひは いろいろあれど 
嗅がずにおれぬ にほひたちつぼすみれ






キランソウ(金瘡小草)
シソ科

花が咲く前は本当に地面に蓋をするように生えていて、別名「地獄の釜の蓋」がぴったり。






カキドオシ(垣通し)
シソ科

花の後、茎は蔓状にどんどん伸び、1mにもなるそうです。







サワハコベ(沢繁縷)
ナデシコ科

林床の 湿った処に さわはこべ








セントウソウ(仙洞草)
セリ科

繊細な感じの葉っぱが愛らしい。 花が小さいので撮影には苦労するけれど、好きな草花です。






コシアブラ(漉油)
ウコギ科

ちょうど食べ頃の「コシアブラの芽」ですね。 今日の締めくくりも「花よりダンゴ」でした。(^^ゞ
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