201105/11 三瓶北の原では 植物 0 今日は終日、強い雨が降っていた三瓶北の原。 そんなわけで撮影は断念。 天気が良かった一昨日(5月9日)、撮影した植物達の表情です。ヤマコウバシ(山香ばし)クスノキ科サヒメル本館前にいらっしゃる「ヤマコウバシ」さんが花を咲かせています。 この方は雌雄異株で、中国では雄株も見られるのだそうですが、日本では雌株しかなく、雄株(雄花)なしで結実するそうです。以下の画像は「北の原キャンプ場」内で撮影したものです。カナクギノキ(鉄釘の木)クスノキ科この方も雌雄異株です。 よって、雄花と雌花を確認しなければなりませぬ。画像の方は、柱頭が突き出ている様ですから雌花(雌株)の様ですね。イヌシデ(犬四手)カバノキ科キャンプ場内でも、たくさん見ることが出来ます。クロキ(黒木)ハイノキ科この方は、本来の花期ではない11~12月に生殖能力のない「奇形花」をつけるのですが、なぜ?ヌルデ(白膠木 )ウルシ科ヌルデの名前の由来は、平安時代には沼天(ぬてん)と呼んでいて、沼天(ぬてん)とは、奴留天(ぬるで)とあり、奴留天(ぬるで)の天の字は手を意味するとして、奴留手(ぬるで)としています。 奴留手(ぬるで)とは、この木を折ると白い、にかわのような樹液が出て、これを塗る用途に使っていたことから「塗る手」を意味するいわれます。ヤマウルシ(山漆)ウルシ科前出の「ヌルデ」さんや、後出の「ツタウルシ」さん同様、場内でたくさん見かけます。ツタウルシ(蔦漆)ウルシ科見るほどに「ゾクッ」ときます。 でも綺麗なんです。リョウブ(令法)リョウブ科朝日を受けて、輝いて見えたので「パチリ」。 ウリハダカエデ(瓜肌楓)カエデ科「こんにちは」と雄花序が顔をのぞかせた。ウグイスカグラ(鶯神楽)スイカズラ科ナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺)バラ科ヤマザクラ(山桜)バラ科 PR