200903/06 啓蟄に・・・ 植物 0 3月6日(金)今日は啓蟄、でも虫が出て飛び回りそうな天気ではありませんでしたね。そんな悪天候でも出掛けて、花の写真が撮りたい病人の花奇行です。廻った場所は、玉湯町、八雲町、伯太町です。ナガハシスミレ(長嘴菫)スミレ科まず、先日(2日)に見た玉湯町の「ナガハシスミレ」さんに再会です。(画像の株ではありませんが)2日の記事で「ナガハシスミレ」の送粉者「ビロードツリアブ」について触れていますが、昨年撮影した画像がありました。ビロードツリアブ(天鵞絨吊虻)ハエ目ツリアブ科この画像で分かるでしょうか?頭の先から注射針のような、ストローのような長い口吻が突き出ているのが。この長ーい口吻を「ナガハシスミレ」の花に差し入れて蜜を吸うのです。このときに、「ビロードツリアブ」の口吻や頭に花粉が付いて他の株に運ばれます。続いて向かった場所は松江市八雲町に鎮座する「天狗山」の麓です。「天狗山」といえば、当連絡協議会の登山交流会で訪れて以来、久方ぶりに訪ねました。セリバオウレン(芹葉黄蓮)キンポウゲ科この時期に此処に来たのは初めてで、林道沿いにこんなに沢山の「セリバオウレン」があるとは!林道をしばらく歩くと、懐かしい?「天狗山登山口」の道標が見えてきました。林道から離れて沢沿いの登山道が伸びています。少しだけ入って、沢のほうを見たら、岩上に黄緑色の植物が・・・もしやと目を凝らすと、サンインシロガネソウ(山陰白銀草)キンポウゲ科「サンインシロガネソウ」!!あることは知っていましたが、もう咲き出しているとは。「カタクリ」の咲く頃、船通山に行くと、亀石・鳥上の両コースで沢山出逢えますよね。今日は登る用意はしてないので此処で引き返し、伯太町を目指します。「鷹入りの滝」に向かいました。確か此処にも「サンインシロガネソウ」があったような・・・しかしながら、まだ早かったのか、単に記憶がこんがらがったただけなのか、見つかりませんでした。(後者の可能性が高い)でも、ちゃんと収穫がありました。コチャルメルソウ(小哨吶草)ユキノシタ科咲き出した「コチャルメルソウ」です。大雪の後比較的暖かだったせいでしょうか?コハクチョウ(小白鳥)カモ目カモ科帰り道では、田んぼの中で落穂を啄ばむ「コハクチョウ」さん。人馴れしてます。 PR