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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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春の妖精

早春の林床を彩る草花たち、その中でも「イズモコバイモ」には惹きつけられる。自生地が島根県の限られた地域にしかないというのも、大きな理由だが、地味だけど気品のある花を下向きにつけた、その姿に惚れ込んで毎年、逢いにいくのだ。
スギの下で
イズモコバイモ(出雲小貝母)
ユリ科

イズモコバイモという和名がつけられているが、残念ながら、出雲部の自生地は、盗掘の憂き目にあったりで、個体数の減少が見られる。石見部の自生地は保護管理されているおかげで、個体数が多い。川本町の自生地は「イズモコバイモ祭り」を開催し、観察会も行っているので有名だが、その他にも良い自生地があるのだ。今年は開花株が多い。
ちょっと失礼
ちょっと失礼して、下から覗かせてもらう。どんな虫が訪れるのだろうか。

イズモコバイモ

この林床には、ミヤマカタバミも沢山咲いている。この花も好きな花だ。
ひさしぶりだね
イズモコバイモとミヤマカタバミのツーショット。なにやら1年ぶりの再会に積もる話がありそうな、二人です。
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