200803/27 春の妖精 植物 0 早春の林床を彩る草花たち、その中でも「イズモコバイモ」には惹きつけられる。自生地が島根県の限られた地域にしかないというのも、大きな理由だが、地味だけど気品のある花を下向きにつけた、その姿に惚れ込んで毎年、逢いにいくのだ。イズモコバイモ(出雲小貝母)ユリ科イズモコバイモという和名がつけられているが、残念ながら、出雲部の自生地は、盗掘の憂き目にあったりで、個体数の減少が見られる。石見部の自生地は保護管理されているおかげで、個体数が多い。川本町の自生地は「イズモコバイモ祭り」を開催し、観察会も行っているので有名だが、その他にも良い自生地があるのだ。今年は開花株が多い。ちょっと失礼して、下から覗かせてもらう。どんな虫が訪れるのだろうか。この林床には、ミヤマカタバミも沢山咲いている。この花も好きな花だ。イズモコバイモとミヤマカタバミのツーショット。なにやら1年ぶりの再会に積もる話がありそうな、二人です。 PR