200807/18 たんぼのまわりで 観察スポット 0 この時期、たんぼのまわりでは様々な生命を観る事が出来ますね。あなたの近くのたんぼではどんな生命が輝いていますか?ミゾカクシ(溝隠)キキョウ科たんぼの畦や溝にはびこる事から、農家の方には敬遠されるかも知れませんが、花は可愛いのです。正面からアップで見ると鳥が羽根を広げているように見えませんか?この花も面白いことにひとつの花が雄から雌に変わります。いわゆる性転換ですね。上の画像は雄の時です。花粉を出し切ると、白い柱頭が出てきて、雌になります。緑色の突起状の物は蜜の在り処を虫に知らせるマーカーです。送粉者(ポリネーター)の仕事ぶりを観てみたいですね。ツユクサ(露草)ツユクサ科古名は「つきくさ」(着き草)。花弁の青色が「着き」やすい事から、こう呼ばれていました。ヒシ(菱)ヒシ科近くの池には、ヒシが花を咲かせていました。花の傍らには短い尻尾を着けた「若殿様蛙」が。オオカナダモ(大カナダ藻)トチカガミ科水路の中にはオオカナダモがびっしりこの方はアルゼンチン生まれだから・・・というわけではないのですが、なぜか雄株だけ帰化していて、栄養繁殖で増えているそうです。セスジイトトンボ(背筋糸蜻蛉)イトトンボ科オオカナダモの花に掴まり交尾するセスジイトトンボ。イトトンボって本当に「いとうつくし」。 PR