200910/16 立久恵峡にて 7 観察スポット 0 10月16日(金)昨年の秋、無残にも盗掘された「ツメレンゲ」。根本からこそぎ取られていたのですが、岩の窪みに根付いているので、完全に取り去る事は出来ないのです。その残った部分が少しずつ回復しているのを今春確認して少し安堵しました。また、花の時期がやってきてどうなのかな?と見に行きました。ジンジソウ(人字草)ユキノシタ科「ツメレンゲ」の生息地の岩場に行く前に、「ジンジソウ」を訪ねてみました。咲き出したところです。「ユキノシタ」に似た花を咲かせます。イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)シソ科さて、岩場に登ってきました。まだ、花を咲かせる「イブキジャコウソウ」がありましたよ。もしかすると返り咲きかもしれませんね。いよいよ「ツメレンゲ」の場所まで登ってきました。と、「オオカマキリ」が目の前に立ちはだかって「何しに来たんだ?」と睨みつけてきました。オオカマキリ(大蟷螂)カマキリ目カマキリ科「ただツメレンゲの様子を撮影しに来ただけですよ。」と、「オオカマキリ」に説明し、通していただきます。ツメレンゲ(爪蓮華)ベンケイソウ科咲き出していましたまだ痛々しい姿ですが、それでも花を咲かすことが出来るまでに回復していたのですね。この方は、草丈2cm程ですが花を咲かせています。(危機感を感じているのかもしれません) 『どうか、これ以上、痛めつけないでください。』 PR