201006/23 菫に逢いに室の内まで 観察スポット 0 6月22日(火)先日、職場のM氏から「室の内で白い菫をみた。」と聞いた。 「はて、今頃花が咲く菫って?」 気になって仕方ない。 「よし、見に行こう。」 と云う事で午後から三瓶山に向かった。14:30頃、東の原駐車場に到着。身支度を整え、14:40分には歩き出した。風はあるものの、暑い。すぐに汗が噴き出してくる。ゲレンデ脇の登山道にはたくさんの「うんこ」が落ちていて、上の画像のように真新しいものもけっこうある。 踏まないように歩を進める。オオチドメ(大血止め)セリ科うちの庭にもいらっしゃるので、すごく親しみを感じます。 別名「ヤマチドメ」ジシバリ(地縛り)キク科「地面が崩れないよう頑張ってるんだ。」と、言う訳ありませんよねぇ。コバノフユイチゴ(小葉の冬苺)バラ科そういえば、この方の集合果をまだ食したことがありません。 タニウツギ(谷空木)スイカズラ科ゲレンデの最上部付近で。標高が高い所ではまだ花を見ることができました。ウツギ(空木)ユキノシタ科可愛い蕾が開きかけていましたよ。 明日には咲くでしょうか?シモツケ(下野)バラ科咲き始めました。 夏を感じさせる小花たちが微笑んでくれたよう。あしぇだれこだれで「大平山」の山頂までやってきた。此処から「奥の湯峠」へ向かって、だらだら下ってゆく。ササユリ(笹百合)ユリ科どんなに、綺麗な栽培種を作り上げたとしても、この方の「清楚」「可憐さ」には敵わないだろう。「奥の湯峠」を15:38通過。 いよいよ、「室の内」へ向かって下る。コアジサイ(小紫陽花)ユキノシタ科木漏れ日を浴びて。 此処の斜面に、たくさんおいでです。シライトソウ(白糸草)ユリ科「室の内」に降りるまでに数株、花を見ました。 良い香りがするそうですが、かずむことを忘れました。「奥の湯峠」からの道が「室の内」に入った辺りは「鳥地獄」と呼ばれる一帯で 今でも「二酸化炭素」を噴出する孔がある。 M氏によるとこの辺りで「白い菫」を見たらしい。ホソバシロスミレ(細葉白菫)スミレ科花弁も細いが、「シロスミレ」さんと比較するとこの方の葉っぱは細いのだろう。 「シロスミレ」さんが「関ヶ原」を境に東日本の標高の高いところにいらしゃって、「ホソバシロスミレ」さんが西日本の標高の高い草原に点々といらっしゃるそうです。 此処に記録があったのかどうかは知りませんが、図鑑に記載されていたものと特徴が合致するものですから、「ホソバシロスミレ」さんと同定しました。 サヒメルのI氏に確認をとってみましょう。「白い菫」を確認後、「室の内池」の畔を歩いていたら、「モリアオガエル」さんの卵塊がたくさんぶらさがっていた。「室の内展望台」方面へ登り、その前を通過したのが17:15分、どんどん下ってゲレンデ最下部近くまで降りてきたら、登る時には見かけなかった「牛」さんが草を食んでいた。 「さようなら」「モーかえるのかー?」 PR