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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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大山にて 1

7月21日(水)
久しぶりの山行に大山を選んだのは、「自分の今現在の体力を測るためだ」と、云えば格好いいのだが、本当を云うとただ単にこの時期の花を撮影したかっただけだ。


アクシバ

アクシバ
アクシバ(灰汁柴)
ツツジ科


ミヤマホツツジ

ミヤマホツツジ
ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)
ツツジ科


ウツギ
ウツギ(空木)
ユキノシタ科


ヤマジノホトトギス
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)
ユリ科


ヤマブキショウマ
ヤマブキショウマ(山吹升麻)
バラ科


オトギリソウ
オトギリソウ(弟切草)
オトギリソウ科


ムラサキマユミ
ムラサキマユミ(紫真弓)
ニシキギ科


ノリウツギ
ノリウツギ(糊空木)
ユキノシタ科


イヌトウバナ

イヌトウバナ
イヌトウバナ(犬塔花)
シソ科


シモツケ
シモツケ(下野)
バラ科


シモツケソウ
シモツケソウ(下野草)
バラ科


シュロソウ

シュロソウ
シュロソウ(棕櫚草)
ユリ科


後日につづく。
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久々の山行

7月21日(水)
連日の猛暑に頭もとろけてきたあきあかねは、大山に登ろうと思い立ち、早朝から出掛けました。

大山
大山のシルエット

身体が鈍っていたので夏山登山道を4時間以上かけてゆっくり歩きました。身体の疲れがとれていないので、今日はここまで。
後日、写した画像をUPしていきます。

北の原にて

7月19日(月・祝)
梅雨明け後のふつごな照りでのくてあばかん一日だったとまっしゃい。そーでも、ばんげになったら、だいしゃ涼しげになったとまっしゃい。仕事をしまってから、また姫逃池へ歩いて行ったら、何だい足元に赤い粒々がさばったこまい草が生えちょうがね。何だらかとこごんで見たつなら、

アリノトウグサ
アリノトウグサ(蟻の塔草)
アリノトウグサ科
「アリノトウグサ」さんだがね。このさんは「風媒花」だども、一つの花が性転換するすこでね、まず雄蕊が熟して花粉を飛ばした後、雄蕊は落ち、その後から雌蕊が現れるげな。
こまい草だけん、花をよーに見らかと思ったら、虫眼鏡がいーずね。


姫逃池に着いたら、「ギンヤンマ」さんが縄張り飛翔をしちょーなった。
ギンヤンマ 飛翔
ギンヤンマ(銀蜻蜒)
トンボ目ヤンマ科
画像編集の都合で何だい、「ズン、チャッ、チャッ、ズン、チャッ、チャッ、」とワルツのリズムっぽくなってしまいますた。

そほどです。

暑中お見舞い申し上げます。

7月18日(日)
昨日、中国地方も「梅雨明けしたとみられる」と歯切れの悪い梅雨明け宣言があった。

雨の季節も無くてはならぬのだが、被害が出ない程度に降って欲しいものだ。松江や庄原の被災された方々の記事に心が痛む。
 
被災された地域の方々、心よりお見舞い申し上げます。

スズサイコ

7月17日(土)
終業後にまた、「北の原スズサイコ観察会」を一人で行ふ。 以前にも記したが、「スズサイコ」さんは、花を夕方開いて朝閉じるので、両方ともじっくり記録したいとの思惑から、挑んだのであるが、時折吹く風に思うように撮影できなかった。
 

スズサイコ
スズサイコ(鈴柴胡)
ガガイモ科

花期はもう暫く続くのでまた挑戦しよう。

夏の企画展始まる

7月17日(土)
いよいよ、サヒメルに於いて夏の企画展「とびだせどうぶつ図鑑」が、始まりました。 知ってるようで知らなかった、いろいろな動物たちの体の形の理由がわかります。
会期は平成22年7月17日(土)~9月26日(日)です。ぜひ見に来てくださいね。待っちょーますけんね~


シベリアタイガー
本館ロビーに現れた「シベリアタイガー」。圧巻です。

シベリアタイガー
来館者のお出迎えです。

展示室入り口
会場の企画展示室に一歩中に入ると、
ヒグマとホッキョクグマ
「ホッキョクグマ」と「ヒグマ」が「ヤアァァー!!」とお出迎え。
ヒグマの手
ホッキョクグマの手
上は「ヒグマの手」、下は「ホッキョクグマの手」この違いは、何故生じたのか?などなど。おもっせですよ~

そほど。

三瓶北の原にて

7月15日(木)
今日は終業時に雨が降っていなかった。幾分明るさもあったので、「北の原お散歩・撮影ツアー」を一人で行った。 


オカトラノオ
オカトラノオ(丘虎の尾)
サクラソウ科
西の原では、たぶん花は終わりかけでしょう。此処ではまだ傷んでいない花を見ることが出来ました。ただし、草丈が低いので膝をついて撮影せざるをえませんでした。雨上がりの草原で膝をつくとズボンの膝が濡れます。(当たり前だ

スズサイコ
スズサイコ(鈴柴胡)
ガガイモ科
ガガイモ科の花って複雑そうな構造をしてますよね。「スズサイコ」さんは、蕾のときは丸っこくて単純明快な形、ほんとに「鈴」って感じなのに、開花するとスケッチし辛そうに思えます。

エゾミソハギ
エゾミソハギ(蝦夷禊萩)
ミソハギ科
ぶらぶらと、姫逃池までやってくると、「エゾミソハギ」さんが花を咲かせ始めていました。一つ一つの花の寿命は短いですが、次々と咲くので観賞期間は長いですよ。

ベニシジミ
ベニシジミ(紅小灰蝶)
鱗翅目 シジミチョウ科
姫逃池の畔でイネ科らしき草の花序に止まって休息モードの「ベニシジミ」さん。風に何度も揺さぶられてもしっかり止まっていましたよ。

アライグマの悲劇

7月14日(水)
今日の山陰中央新報に、野生化した「アライグマ」の島根県内の捕獲・駆除数が、今年は7月13日現在で、昨年1年間の総数(24匹)に迫る23匹に上っている。という記事が載っていた。記事の脇に捕獲された「アライグマ」の写真があったが、怯えて不安だらけの眼が胸に刺さった。 やりきれない思いと同時にある詩を思い出した。



何が面白くて駝鳥を飼ふのだ。 ・
動物園の四坪半(よつぼはん)のぬかるみの中では、
脚が大股(おおまた)過ぎるぢやないか。
頸(くび)があんまり長過ぎるぢやないか。
雪の降る国にこれでは羽がぼろぼろ過ぎるぢやないか。 ・
腹がへるから堅(かた)パンも食ふだらうが、
駝鳥の眼は遠くばかり見てゐるぢやないか。 ・
身も世もない様に燃えてゐるぢやないか。 ・
瑠璃色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまへてゐるぢやないか。 ・
あの小さな素朴な頭が無辺大の夢で逆(さか)まいてゐるぢやないか。
これはもう駝鳥ぢやないぢやないか。 ・
人間よ、 ・
もう止(よ)せ、こんな事は。

「ぼろぼろな駝鳥」  高村光太郎



詩の内容と、ペットの野生化の問題は違うでしょうが、結局は我々人間の欲の犠牲になっている生き物達がいることを、忘れないで行動したいと切に思いました。

いつか冷たい雨が

7月11日(日)
やり切れない気持ちになった時、そっとこの歌を思い出してください。


私が中高生の頃、初めて聴いたときに、このメッセージに打ちのめされてしまいました。 現在、なぜ聴きたくなったのでしょう。

アキアカネ 

7月6日(火)
我が家の東隣には田んぼがある。そこは、かなり前から無農薬で水稲栽培を行っておられる。 
その田んぼで今年も、愛しい生き物が羽化を始めた。


アキアカネ

アキアカネ

アキアカネ

アキアカネ
アキアカネ(秋茜)
トンボ科アカネ属
田んぼの周りの草や稲にぶらさがって休んでいる、羽化して少したった「アキアカネ」さん。もう暫くの間、田んぼの周辺で過ごし、暑い夏が来る前に、標高1000m以上の山地のほうへ移動します。