200904/14 朝日山 下山後 植物 0 続き朝日山を後にして、八雲町の気になる植物のもとへ急いで行く事にしたのに、道端の何処にでも在る草花に道草です。ゲンゲ(紫雲英)マメ科道沿いの休耕田に咲いていた「ゲンゲ」。以前はこの時期に田んぼをピンク色に染めていたのに・・・。ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)マメ科「カラスノエンドウ」と云う呼び名が一般的ですね。名前の由来は、小葉の先端がくぼんでおり、弓矢の弦を受ける部分(矢筈)に似ていることからだそうです。やっとこさ、薄暗くなってから「天狗山」の登山口に向かう林道に辿り着きました。果たして「サツマイナモリ」は咲いているでせうか?サツマイナモリ(薩摩稲森)アカネ科ほとんどの株が蕾のままでしたが、こんな群落の中には先発隊がいるもので、2~3株開花していました。 PR
200904/10 蒲公英(タンポポ)調査のつもりが・・・ 植物 0 本腰をいれて、蒲公英調査をしようと出雲(旧出雲市)の奥地へ出掛けました。市街地から離れた場所に行けば、まだ在来の蒲公英ががんばっているはずです。「セイヨウタンポポ」は、車窓からでも頭花の雰囲気でわかります。幹線道路からはずれて山間の細い道に入っていくと、「セイヨウタンポポ」は、数を減らしていきます。と、路肩の土のところに頭花の感じが違う蒲公英が、やはり、在来種でした。「クシバタンポポ」なのか、「ケンサキタンポポ」なのかは、わかりませんが。サンプルを採ってさらに奥へと進みます。途中から林道に入りました。すると法面に白っぽいものが見えるではあ~りませんか。ユキヤブケマン(雪藪華鬘)ケシ科シロヤブケマン(白藪華鬘)ケシ科「ヤブケマン(藪華鬘)」とは、「ムラサキケマン」の別名で、「ムラサキケマン」の白花品のうち、花全体が白くなるのを「ユキヤブケマン」、花の先端部だけに色がつくのを「シロヤブケマン」と呼ぶそうです。ヒメウズ(姫烏頭)キンポウゲ科「ユキヤブケマン」を写している傍らに「ヒメウズ」さんがいらっしゃいました。花のすぐ左に写っているのは、袋果です。なんか、蒲公英調査どころではなくなってきました。まだなにかあるんじゃないかと、林道終点らしきところまで、やってきてしまいました。この先は昔の作業道らしき踏み跡がありますが、藪に飲み込まれようとしています。すぐ傍らにきれいな水が流れる沢があります。その沢のほうを覗き込むと、!?コガネネコノメソウ(黄金猫の目草)ユキノシタ科なんと、出雲部にも在りました。「コガネネコノメソウ」の自生地がっ!! 私が以前案内された川本の自生地を凌ぐような大群落です。名づけて「ゴールデン・キャッツアイ・ロード」。蒲公英調査は、二の次になってしまいますた。(^^;
200904/04 モニタリングサイト1000 植物 0 4月4日(土)今年度、初めての「モニタリングサイト1000」に飛び入り参加するため、三瓶北の原へ向かいました。小雨とやや強い風にも負けない、熱いスタッフと参加者!! 予定通り、2時間以上掛けてコースを廻りました。4月初めの、三瓶北の原では、草花のロゼット観察が楽しめますよ。「キクバヤマボクチ」「アキノキリンソウ」「サジガンクビソウ」「ノアザミ」「アキノタムラソウ」「ブタナ」「コウゾリナ」などなど。画像で伝えられないのが残念です。(上手く写せなかった)印象的だったのは、もうじき花を開きそうな「オキナグサ」でした。「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、」スズメノカタビラ(雀の帷子)イネ科スズメノヤリ(雀の槍) イグサ科ヒカゲスゲ(日陰菅)カヤツリグサ科オキナグサ(翁草)キンポウゲ科
200904/03 ねこ・ネコ・猫 キャッツアイロード 植物 0 川本の知人から、「ネコノメソウの仲間をたくさん見ることが出来る場所を案内するから、来ない?」と連絡があり、天気も良さそうだからと出掛けました。そこは、川本から大田に抜ける道で傍らを沢が流れています。シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)ユキノシタ科まず、目についたのは「シロバナネコノメソウ」。とにかく凄い数の花が道沿いに続きます。ホクリクネコノメソウ(北陸猫の目草)ユキノシタ科この方は、新潟~島根の日本海側に分布しておいでです。出雲市の立久恵の近くにも在りました。サンインネコノメソウ(山陰猫の目草)ユキノシタ科この方は、「ホクリクネコノメソウ」が母種で、京都~島根の山地の谷間の湿地に生育しておいでです。一見すると「ボタンネコノメソウ」のように見えますが、咢の外へ蕊が出るのです。(ボタンネコノメソウは咢の外へ蕊は出ません。)ネコノメソウ(猫の目草)ユキノシタ科以前、私はこの方と「ヤマネコノメソウ」さんを混同していました。何でだろう?もう思い出せないはるか昔・・・。イワネコノメソウ(岩猫の目草)ユキノシタ科この方は、島根県の植物目録に記載されていません。自生地の記録が無く、個体数も少ないのでは?コガネネコノメソウ(黄金猫の目草)ユキノシタ科アップ画像で、大きさが分かりにくいですが、小さな花です。花径は、4mm位です。画像は無いのですが、他に「ヤマネコノメソウ」もたくさんありました。おさらいです。此処で目にした猫の目草の仲間は、「ネコノメソウ」「ヤマネコノメソウ」「ホクリクネコノメソウ」「サンインネコノメソウ」「シロバナネコノメソウ」「コガネネコノメソウ」「イワネコノメソウ」の7種です。他の草花で、目を引いたのは、「ヤマルリソウ」と「イチリンソウ」です。ヤマルリソウ(山瑠璃草)ムラサキ科咲き始めは赤みが強い花冠が、次第に青みをまして、綺麗なブルーになります。イチリンソウ(一輪草)キンポウゲ科この方は、どういうわけか花茎が二本出てひとつは開花、一つは蕾でした。こんな個体は初めて見ました。一本の道を歩くだけで、こんなに沢山の猫の目草の仲間に出逢えるなんて、凄い処ですよ。「猫の目街道」「キャッツアイ・ロード」。
200903/30 市内の道沿いで 植物 0 出雲市内の道の脇で写した、春を謳歌する花々を紹介します。まずは、「草本」の花々から。ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)スミレ科アリアケスミレ(有明菫)スミレ科コスミレ(小菫)スミレ科ヒメスミレ(姫菫)スミレ科島根県内で見られる「菫」の基本種は、25種。交雑種もあるそうですが、基本種だけでも全部見てみたいです。イチリンソウ(一輪草)キンポウゲ科曇りがちの天気のとき、撮影したので花は開ききっていません。咲き始めの花被片の裏側は淡紅色で綺麗です。キュウリグサ(胡瓜草)ムラサキ科花径は3~4mmですが、草丈は30cm以上になります。見かけたら、ルーペ等で花を見てあげてください。「勿忘草」に形も色もそっくりです。ヤマルリソウ(山瑠璃草)ムラサキ科花径は1cm位です。「キュウリグサ」と同じ「ムラサキ科」で、輝くような青い花が綺麗です。トキワイカリソウ(常盤碇草)メギ科花の形がユニークな「トキワイカリソウ」。花の色は紅紫色~白色で、此処の周辺では、全部白花です。強壮・強精の薬草として有名です。シュンラン(春蘭)ラン科この方は、食する事が出来るそうですが、私には出来そうも無いです。続いて、「木本」の花々です。アブラチャン(油瀝青)クスノキ科木全体に油分を多く含み、果実や枝から油を採って灯油として利用したそうです。クロモジ(黒文字)クスノキ科和菓子用の楊枝として材が利用される「クロモジ」。新芽と枝先を少し頂いて、煎じましょう。胃にやさしいハーブティーの出来上がり。キブシ(木五倍子)キブシ科「五倍子」とは「ふし」と読み、「ヌルデ」の新芽などに「ヌルデシロアブラムシ」が寄生してできる虫こぶのことです。タンニンを多く含み、黒色の染料として利用されました。(昔は「お歯黒」にも)「キブシ」も果実にタンニンを含み、「五倍子」の代用となることから、「木五倍子」と名づけられたそうです。ヒメヤシャブシ(姫夜叉五倍子)カバノキ科この方も、球果にタンニンを含み、「五倍子」の代役を務めたそうです。ニワトコ(接骨木)スイカズラ科「接骨木」と云う名前の由来は、昔は骨折した場合の治療には、ニワトコの枝を黒焼きにして、うどん粉と食酢を入れて、練ったものを患部に厚く塗って、副木をあてて押さえておく、という治療をして治したということから、折れた骨を接ぐ薬草という意味で、接骨木(せつこつぼく)という、漢名がついたそうです。クサイチゴ(草苺)バラ科名前に「草」とついていますが、れっきとした「木本」です。6月初め頃、熟す果実はあっさりした甘みで大好きです。ヤマザクラ(山桜)バラ科日本人がこよなく愛する春の花といえば「桜」。でも昔は桜といえば「ソメイヨシノ」ではなく、「ヤマザクラ」でした。桜好きの西行法師の有名な歌、願はくは花の下にて春死なん その如月の望月のころ「ヤマザクラ」を見ていると、私もこの歌のような気持ちになってしまいます。
200903/19 近くの田んぼで 植物 0 ポカポカ陽気に誘われて、近くの田んぼの周りを散歩したときに写した野草たちです。タネツケバナ(種漬花)アブラナ科田んぼの中に敷き詰めた白い絨毯のように見えるのは「タネツケバナ」さんです。イヌガラシ(犬芥子)アブラナ科畦道で踊っているように見えた「イヌガラシ」さん。黄色の小花をつける様は「セイヨウカラシナ」を小さくしたような感じですが、辛くないので役に立たず「犬芥子」などという名前を頂いたそうです。ナズナ(薺)アブラナ科「ぺんぺん草」でおなじみの「ナズナ」さん。ニックネームをもらったり、春の七草粥に使われたり身近で愛らしい野草の一つです。ノボロギク(野襤褸菊)キク科「ノボロギク」さんは、明治の初めに日本に渡って来たそうです。今や道端に普通に見られます。ホトケノザ(仏の座)シソ科春の畦道や道端を「ヒメオドリコソウ」さんと共に紅く染める「ホトケノザ」さん。じっくり見ると「開放花」と「閉鎖花」を一緒につけていますよ。ノミノフスマ(蚤の衾)ナデシコ科田んぼの中で他の草の合間から顔を覗かせたのは、「ノミノフスマ」さん。一見すると10枚の花弁があるように見えますが、「ハコベ」さん同様、深裂した5花弁です。
200903/18 出雲北山へ 植物 0 3月18日(水)昨日に比べいくぶん黄砂現象が和らぎ、出雲北山も見えやすくなりました。そこで、出雲北山の「ミスミソウ」に逢ひに行く決心がつきました。(大げさ)丸1年ぶりの北山歩きです。乾いた尾根筋の林床には、沢山の「サンインタチツボスミレ」(仮称)が、花を咲かせています。サンインタチツボスミレ(小立坪菫)スミレ科「サンインタチツボスミレ」(仮称)は、「日本のすみれ」(いがりまさし著)によると、 『サンインタチツボスミレ(仮称)は, 従来コタチツボスミレと混同されてきたが,ただ小型であるということだけではなく,歯の基部が切形~浅い心形,茎が立ち上がらず地面をはう,葉脈が目立たない,など顕著な違いがある。九州北部から,山陰,北陸を経て,東北地方まで主に日本海側の地方に分布するが,四国の瀬戸内側や愛知県などにも分布が知られている。現在のところ,分類学上の位置は定まっていないので,サンインタチツボスミレ(仮称)として,コタチツボスミレとは一応区別しておく。』と云うことらしく、それに倣い「サンインタチツボスミレ」(仮称)としておきます。クロキ(黒木)ハイノキ科「クロキ」の花は、繊細です。鼻を近づけて、かずむと甘いにほひがしました。アセビ(馬酔木)ツツジ科出雲北山では、鹿も食べないので「アセビ」だけが、過密に生えている箇所もあります。クロモジ(黒文字)クスノキ科木漏れ日を浴びて気持ちよさ気な「クロモジ」の花。開花直前の花芽や葉っぱを枝先ごと煎じて飲むと香りの良い胃薬に早代わり。(開花してからも効果はあります。)峠を越えて沢筋へ降りていきます。さあ皆さんいよいよ今日のその時がやって参りました。ミスミソウ(三角草)キンポウゲ科1年ぶりに出逢えましたが、株数は減っています。何年かするとこの場所では見られなくなるのかなぁ・・・。
200903/18 うん、何、いいナン!? 植物 0 3月17日(火)このところ、黄砂現象で出雲北山が霞んで見えています。あの山中で「ミスミソウ」はどうしているのかなと、そろそろ逢ひに行かなければと思ひつつ、逆方向の雲南市に向かいました。掛合の道の駅の後ろの公園に、「シロバナヒメオドリコソウ」が在るのを思い出したからです。シロバナヒメオドリコソウ(白花姫踊子草)シソ科昨年より株数が減っていましたが、咲いていました。「ヒメオドリコソウ」と混生していたはずなのに、今年は白花のみです。さて、此処からさらに国道54号を南下し、途中から吉田町方面へと進みます。またある花の自生地を思い出したからです。そこは、5年以上行ってません。案の定、道を間違えてしまいました。それでも、僅かな記憶を手繰り寄せ何とか辿り着きました。その花は雲南市から飯南町へ抜ける道沿いの法面に散在しています。ミスミソウ(三角草)キンポウゲ科此処にも「ミスミソウ」の自生地があるのです。此処の花は、「大江高山」産のように萼片(がくへん)が淡紅紫色にはなりません。でも、蕊が可愛いでしょ。傍らの花の上でハナバチの仲間でしょうか?「仕事の邪魔するな」とでも言いたげでした。雲南も飯南もいいナン!!
200903/16 川本で 2 植物 0 3月15日(日)昨日(14日)の荒天がうそのように、お日様の光が降り注ぐ花撮影日和になりまして、川本町へ出掛けました。と、その前に先日見つけた大田市山口町近くのお花畑へ向かいます。佐田町窪田では、道脇に黄色い小花を沢山つけた「ダンコウバイ」が、黄金色に輝いていました。ダンコウバイ(壇香梅)クスノキ科山口町のお花畑は、「シロバナネコノメソウ」が川沿いに沢山、蕾をつけています。何株か開花しています。開花前の表情が面白いので写してみました。シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)ユキノシタ科紅い葯が顔を覗かせていますが、何より面白いのは、白くて先が二つに割れた柱頭らしきものが蛇の舌のように見えるのです。さて、川本町に向かいましょう。今日はサヒメルの学芸員さんが講師を務める「イズモコバイモ」の観察会が開かれています。ただ、私はそれが目的ではないのでお昼すぎに川本町に入りました。「イズモコバイモ祭り」の世話係ボランティアの方と公開自生地前で落ち合う約束をしていたからです。早速、その方の案内で秘密の花園へ。イワネコノメソウ(岩猫の目草)ユキノシタ科前回、此処を案内されたとき、初めて目にした「イワネコノメソウ」。その時は、興奮してカメラが震え上手く写せなかったのですが、今回はまずまず。この「イワネコノメソウ」は、島根県内の植物リストには載っていません。でも、この周辺には何箇所か自生地があるそうです。近くには「シロバナネコノメソウ」が咲いています。ネコノメソウの中では一番派手に見えますね。シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)ユキノシタ科開花すると、今度は赤い葯が「マッチ棒」のように見えて面白いです。続いて別の場所へ、車で少し移動です。なにやら、色々在りそうな雰囲気が漂う場所へ案内され、川辺へと降りました。少し歩くと、コガネネコノメソウ(黄金猫の目草)ユキノシタ科「コガネネコノメソウ」!!これまた、初めて実物を目の当たりに。体が震えるのを必死で抑え、撮影しました。実物はもう少し黄色みがかっています。此処の周辺では6種類のネコノメソウの仲間が自生しているそうです。移動の道脇で、ヤマウグイスカグラ(山鶯神楽)スイカズラ科アブラチャン(油瀝青)クスノキ科「ヤマウグイスカグラ」と「アブラチャン」が花をつけておりました。なんか、春の花って見ているだけで興奮して・・・。案内の方にお礼を言って、帰ります。でも、興奮を鎮めないと・・・気持ちを落ち着けるには青い物を見れば良いと、立ち寄ったのは、ヤマエンゴサク(山延胡索)ケシ科「ヤマエンゴサク」さんの前でした。果たして落ち着けたのか、皆さんのご想像にお任せします。
200903/14 新見の花園 植物 0 3月12日(木)先日、TVで新見市の草間で「ケスハマソウ(雪割草)」が、開花したと報じていた。草間台の「ケスハマソウ」は同じ新見市の無明谷のものより紅紫色が強い花をつける。天気予報では「花撮影日和」。さあ、行こう。ケスハマソウ(毛洲浜草)キンポウゲ科此処には、スギ林の下に数え切れない程の株がある。画像では伝えられないので、見に行ってください。圧巻です。草間の近くに「ホソバナコバイモ」の自生地がありますが、ついでにそこにも寄ってみました。ホソバナコバイモ(細花小貝母)ユリ科画像は同じ株を角度を変えて写したものですが、此処も沢山の「ホソバナコバイモ」が見頃を迎えています。帰りに無明谷にも寄りました。一ヶ月程前に来たときより、「ユキワリイチゲ」、「ケスハマソウ」の花が沢山見れました。他に「アズマイチゲ」の根生葉、「キバナノアマナ」の蕾を見つけました。無明谷の「ケスハマソウ」です。淡い紅をさしておいでです。同じく無明谷の「ユキワリイチゲ」咲き始めの花らしく、濃い花色です。別名「ルリイチゲ(瑠璃一華)」に恥じぬ美しさです。