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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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大袋山

令和2年4月11日(土)

出雲市の稗原地区に鎮座する「大袋山(おおぶくろやま)360m」へ、向かった。 

大袋山登山口のすぐそばにも駐車場はあるのだが、近くの山「戸倉要害山(とくらようがいさん)314m」の登山口も確かめたくて、あえて要害山の駐車場に車を停めた。

ウマノアシガタ(馬の脚形)


駐車場の傍らには「ウマノアシガタ」のお花畑があり、降り注ぐ日差しを受け、✨輝いている。



ヤマザトタンポポ(山里蒲公英)


大袋山登山口に向かう道端の草むらには「ヤマザトタンポポ」が点々と咲いている。








ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)







キランソウ(金瘡小草)

地面にへばりつくように葉っぱを広げる姿から、「地獄の釜の蓋」の別名があります。






 
シロヤブケマン
(白藪華鬘)
「ムラサキケマン」の白花品の一つ「シロヤブケマン」にも出逢えました。大袋山の登山口に着くまで大分道草をしてしまいました。 やがて登山口を示す看板が見えてきて、
近くにこのような案内板も設置されています。
前出の登山口看板の脇から民家の畑の横の小道を進みます。すぐにイノシシよけの柵にそっていく道になり、 
200mほど進むと、

このような道標があって、柵を開けて進みます。出入りには針金できちんと柵を絡みましょう。

道はしっかりつけられています。



こんな感じで、曲がり角には案内板があるので安心です。



さて、此処でも道草をいたしますか、

アセビ(馬酔木)

新葉が赤く目立っているのは「アセビ」です。



ダンコウバイ
(檀香梅)

木漏れ日を受けて新緑が一層まぶしい「ダンコウバイ」の新葉。



トキワイカリソウ(常盤碇草)

此処でみた「トキワイカリソウ」は白花でした。



ツルシキミ(
蔓樒)雄花



ツルシキミ(蔓樒)雌花

雌雄異株の「ツルシキミ」はよく見かけました。



ウグイスカグラ(鶯神楽)

登山道脇で見かけた「ウグイスカグラ」の花はこれが唯一でした。



さあ、先を急ぎましょう。


此処を曲がると、

尾根にでる最後の登りです。


尾根に出ました。山頂まであと60m。

山頂のすぐ手前で、




コバノミツバツツジ
(小葉の三葉躑躅)

「コバノミツバツツジ」が咲いていました。



山頂にはベンチがわりに丸太が置かれています。北方面の見晴らしが、


このように見えます。「出雲ドーム」が目立ちますね。


山頂から西方面へ少し下ったところに展望台があるらしい。


道は地元の方々で整備されているそうです。感謝です。



シハイスミレ(紫背菫)

山頂から展望台までの間の道沿いには、「シハイスミレ」が見られるようになります。




サンインタチツボスミレ(山陰立坪菫)仮称

まだ正式名称が決まっていなくて、タチツボスミレ(山陰型)・山陰型コタチツボスミレ・日本海型タチツボスミレなどと呼ばれています。



展望台と呼ばれるのはテラス状の岩場でした。 南方面の景色が見えます。


遠くに中国山地の山並みが見えています。



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