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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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冬季研修

遅くなりましたが、1月27日に行った冬季研修会の模様を簡単に報告します。
参加者はスタッフを含め8名でした。講師は「浜遊自然館」の前館長の江角さん、そして日御碕で土産物店を営む古島さんに来て頂きました。まず浜遊自然館で簡単な説明の後、海岸に向かい貝殻の採集です。岩浜と砂浜に行きます。岩浜は通称「ひろげ」と呼ばれている場所で、潮が引くとタイドプールが沢山現れる所です。砂浜は国譲り神話で有名な「稲佐の浜」。

稲佐の浜

この2箇所で採集をして、浜遊自然館に戻りました。
掃除

同定
貝殻の掃除を行い、乾かしてから貝の同定作業です。図鑑と標本(浜遊自然観には貝殻の標本が沢山あります。)をみて、名前を確認するのですが、根気がいりますね。今回、同定して標本にしたのは40数種でした。
袋にラベルと共に入れるとそれらしく見えますね。

「ひろげ」で採集

稲佐の浜で採集

スタッフの一人が面白い生き物を見つけました。
?

「ウミフクロウ」という名前の生物です。
ウミフクロウ

編集会議

11月18日(日)
斐川町環境学習館に於いて、参加スタッフ5.5名で「おとしぶみ」の編集会議を行ふ。交流会の報告、現代用語の基礎知識、冬季研修の案内等の内容になります。印刷日は12月15日(土)。サヒメルに於いて行います。

中国地区自然観察指導員交流会

11月3日(土)
9:30
とて~も気持ちのいい秋晴れの下、広島県庄原市に向けて車を走らせています。何故かというと、庄原市の「高原の家 七塚」に於いて、「中国地区自然観察指導員交流会」が開催されるからです。この交流会は毎年、中国地方各県の指導員連絡会が輪番でホストになり、企画運営をします。自然環境の諸問題について勉強したり、情報交換したり、親睦を深めたり、とても有意義かつ楽しい行事なのです。
12:30
途中で道草を食べ過ぎて、受付が始まるころに到着。三次で美味しい食事をするはずが、コンビニのサンドイッチに変身。
高原の家
高原の家 七塚
13:00
開会。
広島連絡会の事務局長さん、会長さんから挨拶。本交流会のいきさつについて簡単な説明がありました。この交流会、今回で13回目になるそうです。
13:30
勉強会、開始。
第一部「カエルツボカビ症について」
第二部「バイオマスって何」
昼食後の座学はつらいです・・・。(Tさん)
一部と二部の間に焼き芋のおやつが出ましたよ。
17:30
入浴・休憩
18:30
夕食・懇親会 さあ~、待ちに待った時間の到来です交流会は、これがなくっちゃね。
懇親会2懇親会
懇親会は何時まで続いたのでせう。私にはかいしきわかりませぬ。

11月4日(日)
7:00
起床。本当は5時過ぎにいったん目覚めたのだが、ベッドの居心地の良さに床を離れられるず・・・。外はすごい霧。
7:30
朝食。お昼の弁当を受け取る。
8:30
帝釈峡に向かって出発。「錦秋の帝釈峡散策」だ。やっぱりフィールドに出なきゃね。車を十数台連ねて上帝釈へ向かう。30分位で駐車場に到着 。広島連絡会のMさんの解説を聞きながら歩く。楽しいな
観察
「私にも、見せて~」
紅葉
紅葉・黄葉の状況はところどころ色づく感じ。
これもまた綺麗。
雄橋
雄橋の下の木々が太陽のスポットライトを浴びる。
浮かび上がった緑が水面に映る。
しろ
水音が心地よい。
キセワタ
キセワタ(着せ綿)
シソ科
あれっ、オドリコソウ?と一瞬思ったが、時期が違う。見分けのポイントは葯の配列の違いだそうです。
コトジソウ
コトジソウ(琴柱草)
シソ科
キバナアキギリなんですが、葉の基部の張り出しが特に大きいものをこう呼ぶそうです。写真のモデルになった方はをさしておいでです。色っぽいです。
11:20
養魚場のそばまで来たのは初めてです。ちょっと早いですが、この辺りで弁当を食べ、引き返すことに。これにて今回の交流会も無事終了。広島連絡会の皆様、お世話になりました。有難うございました。来年は鳥取で開催の予定です。