201004/02 三瓶山の麓にて 植物 0 三瓶自然館「サヒメル」の周辺では、クロモジの蕾がだいぶ膨らんでもう少しで開花しそうです。サヒメル周辺で見かけた植物たちの表情です。ツノハシバミ(角榛)カバノキ科長く垂れ下がった雄花序にはピントが合っていませんが、注目したいのは雄花序の基部の脇にちょこんとある雌花序です。アップにすると、赤い柱頭だけを出し、なにやらイソギンチャクかケヤリムシのよう。広げた柱頭で、プランクトンならぬ風に飛ばされる花粉を捕らえようとしているのですね。ニワトコ(接骨木)スイカズラ科食べごろのニワトコさんです。ただし、ニワトコさんには青酸配膳体という毒が含まれていますので、食べ過ぎはお腹をこわしますよ。アオイスミレ(葵菫)スミレ科2枚の上弁がウサギの耳のように見えて可愛らしいこと。 PR