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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

比婆山系にて

先日、散策した比婆山系の続編です。
比婆山系には「立烏帽子山」(1,298M)を筆頭に「比婆山(御陵)」「烏帽子山」「毛無山」「吾妻山」等、名山が並んでいます。その中に「池の段」というちょっと変わった名前の頂きがありますが、そこで撮影した花画像です。


ウラジロハナヒリノキ

ウラジロハナヒリノキ
ウラジロハナヒリノキ(裏白嚏の木)
ツツジ科
初めてこの方の名前を聞いたとき、「ウラジロハナヒリノキ」とは聞きなれない面白い名前に感じました。「ハナヒリ」とは「くしゃみ」の事で、この方は有毒植物で葉っぱを粉にしたものを「蛆」の駆除に用いたそうです。この粉が鼻に入るとくしゃみが出る事から命名されたとのこと。

サワフタギ

サワフタギ
サワフタギ(沢蓋木)
ハイノキ科
「大膳原」で沢山観たのは5月末(登山交流会)でした。此処では今が花盛り。でも「猫バス(シロシタホタルガの幼虫)」は、いませんでした。

イブキトラノオ
イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
タデ科
この方は「伊吹山」にちなんだ名前ですね。山地の草原でよく見かける方です。

カラマツソウ
カラマツソウ(唐松草)
キンポウゲ科
繊細な造りの花が素敵です。葉っぱの形もGOOD。大好きな方です。
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