202005/24 戸倉要害山 山行 0 令和2年5月23日(土)良い天気なので良い気持ちに更になりたくて、低山ハイクを思い立った。 が、思い立ったのが昼前。 近場でないかなと考えていたら、出雲市稗原町に未踏の山があったのを思い出した。『戸倉要害山』です。 『出雲の山々』によると30分位で登れるらしい。 4月に登った『大袋山』の近くのやまです。 大袋山に登った時にも車を停めた駐車場にまたお邪魔しています。 地元の方が定期的に草刈りをされているようです。ありがとうございます!! 早速道草が始まります。 道端の側溝のなかにたくさん生えている「オヤブジラミ」の実が目につきました。 オヤブジラミ(雄藪虱)オヤブジラミの花を撮影するのは初めてでした。セリ科の花は撮影が難しいです。 ナワシロイチゴ(苗代苺)オヤブジラミを撮影してから、立ち上がると目の前にナワシロイチゴが花盛りです。 コウゾリナ(顔剃菜)茎の剛毛がすごくて、触るとザーラザラ。 ノアザミ(野薊)花の下のぷっくりした総苞は粘っています。時々、盗蜜を試みた蟻さんがくっついていることがあります。 そんなノアザミを見ていたら『ニホンミツバチ』さんがせっせと蜜集めに訪花しました。 『アキカラマツ』の葉っぱの上で休憩中?の『ナナホシテントウ』。 近くにはアブラムシはいませんでした。 ヒメジョオン(姫女苑) ホタルブクロ(蛍袋)普通に歩けば、先程の駐車場から登山口までは10分ほどですが、もう30分以上道草は続いています。 民家の屋根越しに『戸倉要害山』です。 もう少しで、いま歩いている車道から左に下りる道が現れます。 オヘビイチゴ(雄蛇苺)左の道に入ってすぐに黄色い花が目についたので見ると『オヘビイチゴ』の花でした。やっとこさ、登山口駐車場にまで到着したようです。 ここまで車で乗り入れ出来ます。 案内板の向こうにはトイレらしき表示が見えています。 振り返ると3~4台は停められそうな駐車場。 ということです。 トイレの前を通って登山口に向かうよですね。 足元には、 ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)ヤブヘビイチゴがぽつぽつ花をつけておりました。 はい、登山口です。 すぐに、イノシシ対策のゲートです。 針金で閉じてあるので、出入り後は必ず針金で閉じましょう。 登山道はしっかりしています。 やはり、地元の方々が整備してくださるのでしょう。 感謝です。 ホクリクタツナミソウ(北陸立浪草 )私は初確認のホクリクタツナミソウです。登山道脇に点々とありました。 見られたのは登山口から100mも行かない付近だけで、この先には顔を出しませんでした。 コアジサイ(小紫陽花)コアジサイは沢山見かけました。 登山道の真ん中にある石に丸い窪みがありました。何なんでしょう? ヤブムラサキ(藪紫)この葉っぱを覚えておくと良いですよ。 「触ってごらん、癒されるよ。」(意見には個人差があります) 一瞬、蛇に見えたのです。 少しぎょっとしました。 この登山道で一番の急登が始まります。 地面も湿っていて、滑りやすいところもあります。この急登を終えると、 こんなものがありました。 何でしょう? 近くまで行って見ると、 中に、便座が設置してあります。 携帯トイレ使用のためのものです。 排泄物はきちんと持ち帰りましょう。 もうすぐ頂上というところで、またもロープが。 それほど急な斜面ではありませんが、あれば一安心です。 山頂です。 ベンチが置かれています。 北~東~南東方面の展望がききます。 出雲ドームが良く見えています。 谷をはさんで隣の大袋山です。 ハナニガナ(花苦菜)山頂に20株位あったでしょうか。 コツクバネウツギ(小衝羽根空木)この方も山頂にて多数花を咲かせていました。 ザイフリボク(采振木)若い果実が出来ていました。 下山してから、稗原の町から見上げてみました。 右が大袋山、左が戸倉要害山です。 PR