202005/22 猿政山 未選択 0 令和2年4月29日(水・祝)船通山を断念して向かったのは、長~い林道歩き(島根県側のルート)を強いられる『猿政山』です。この山は奥出雲町阿井にある『可部屋集成館』の奥の内尾谷に伸びる、未舗装で荒れた林道を2時間近く歩かなければ、登山口に行けないので入山者は少ないと読んだからです。可部屋集成館の駐車場に車を停め、ここから歩き出します。 ジムニーや軽トラなら楽勝で乗り入れできる林道を、花々を見ながら歩きます。やがて内尾谷集落が現れ、数軒の廃屋の前を過ぎ山間に入っていくと、チェーンで車止めがしてあります。ここから先は王子製紙の持山なのです。(看板が設置してあります)チェーンの脇を通りぬけ、さらに林道を進みます。道はどんどん荒れてきて、倒木も多いのです。なんとか林道終点までたどり着きました。ここに登山口がある筈ですが、以前とは違ってわかりづらくなっていました。(藪になりつつある)それでも取りつきがわかると、しっかりした踏みあとが杉の植林の間に伸びています。急登を15分位頑張ると、尾根にでます。深い笹をかき分けアップダウンを繰り返し、道は急斜面へと。 木の根っこ、ロープなどを掴んで体を引き上げます。30分以上奮闘して主稜線につきました。 ここから10分ほどで山頂です。久々の山歩きで、かなり体力を使いましたが、無事下山し、また長い林道を歩いて駐車場を目指します。 林道の途中で振り返ると猿政山が見守ってくれているかのようでした。では、道中で撮影した植物画像をフデリンドウ(筆竜胆)サンカヨウ(山荷葉)まだ、地上に姿を出したばかりのサンカヨウ。 花が咲いているのを期待していたのですが、残念。キクザキイチゲ(菊咲一華)急斜面と山頂近くで可憐に咲いていらっしゃいます。ニリンソウ(二輪草)イチリンソウ(一輪草) PR