200905/03 那岐山 山行 0 4月30日(木)鳥取県八頭郡智頭町と岡山県勝田郡奈義町の境に鎮座する「那岐山」。10数年前に山で知り合った倉敷の人から話を聞いて以来、行きたくて、歩きたくて、でも機会にめぐり合えなかった。今回、「おとしぶみ山岳部」のメンバーSから計画を聞いたとき、即座に参加の返事をしたのは言うまでもない。9時を少しまわった頃、智頭町の登山口駐車場に着くが、すでに満車状態。道路の脇に停める。ここから西仙コースの登山口を目指して沢沿いの林道歩きだ。この林道は沢沿いであるためか、非常に湿っていて羊歯好きSの熱中時間の始まりだ。そういう私も猫の目草の仲間を見つけて狂喜乱舞。マルバネコノメソウ(丸葉猫の目草)ユキノシタ科「マルバネコノメソウ」は、初めてお目にかかった。地味で小さい花だ。でも印象に残る。暫く歩くと西仙コース口に着く、これより山道らしい道になる。此処も暫く沢沿いを歩く。ここでも苔むした岩の上に猫の目草の仲間。タチネコノメソウ(立猫の目草)ユキノシタ科前出の「マルバ・・・」よりも更に小さな花をつける「タチネコノメソウ」。これも初見。何回か渡渉を繰り返して進むとカツラの大木が現れる。株元は空洞ができている。カツラの大木を過ぎると道は沢から離れてゆく。ふと上を見上げれば、「ホンシャクナゲ」だ。ホンシャクナゲ(本石楠花)ツツジ科とても鮮やかな花色に興奮(私は丑年ではない)した。実を言えば自生の「ホンシャクナゲ」も初めて見る。まだ新築の匂いがするような「馬の背小屋」を過ぎると足元にイワカガミに似た葉っぱが沢山。「イワウチワ」の群落だ。イワウチワ(岩団扇)イワウメ科「岡山森林公園」で初めて見たが、此処にもあったのだ。しかも株数は桁違いに多い。鎖が設けてある急勾配を攀じると「イワウチワ」は姿を消す。続きは後日に。 PR