201006/03 立久恵峡にて 9 未選択 0 6月1日(火)久方ぶりに立久恵峡を訪れてみた。 自宅から車で20分もかからないのに。 自分の好きな観察フィールドなのに。 私の記憶が確かならば、3月半ばに「アオイスミレ」さんに逢いに行って以来だろうか? あるホームページに「イワギリソウ」の写真が出ていたから、逢いに行きたくなったのだ。少し散策すると汗ばむほどの好天気。きもちいいね~。ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)バラ科この方が茂っているところへガサゴソ入っていけば、蛇も出てくるかもしれません。それこそ「やぶへび」だ~コナスビ(小茄子)サクラソウ科この方の果実を見たことはありますか? 以前見かけたとき、「茄子」に似てるかな~?と、思いましたが・・・。 また、撮影しておきます。ミヤマハコベ(深山繁縷)ナデシコ科遠目でみたとき、岩棚から何がぶら下がっているのか分かりませんでしたが、近寄ってみて「ミヤマハコベ」さんだと分かりました。キツネノボタン(狐の牡丹)キンポウゲ科下側の画像に注目してください。痩果の先がくるっと巻いていますね。「ケキツネノボタン」さんは、ほとんど巻きません。ヤマムグラ(山葎)アカネ科花は直径3mmくらいです。手裏剣みたいに見えました。 手裏剣 シュッシュッシュッシュシュ~赤影は行く~ 古いなぁ~。ヨツバムグラ(四葉葎)アカネ科これまた、ちっちゃい花をつけています。しかも薄暗いところにいらっしゃるので、手持ち撮影は 「きびしいー」オヤブジラミ(雄薮虱)セリ科花は見損ないましたが、この果実はよく目にします。いわゆる「ひっつき虫」のひとつです。ユキノシタ(雪の下)ユキノシタ科この可愛い模様を目指して、ちっちゃい蜂の仲間が訪れていました。イワギリソウ(岩桐草)イワタバコ科五百羅漢像のところで、ふと紫の花が目に飛び込んできました。 羅漢像の足元に「イワギリソウ」さんがっ ここなら、盗掘される心配はないのかな? でも、いままで、此処にあることに気づかなかった。ミズタビラコ(水田平子)ムラサキ科ムラサキ科の花は、形がどれもよく似ています。 「ミズタビラコ」さんの花は、直径3mm程度。 この方の花序は最初はくるっと渦を巻いているような形で、花序の元のほうから順次咲いていく。(キュウリグサさんもそうですね。)見事な群生オニタビラコ(鬼田平子)キク科「田平子」つながりと言うわけではありませぬが、すぐ脇に咲いていらっしゃったので。トウバナ(塔花)シソ科花序が茎の先端で塔のようにつくことからの命名です。さて画像のモデルになった方は、あとどれくらい高くなるでせうか?オオメノマンネングサ(大雌の万年草)ベンケイソウ科さて、とっておきの岩場に攀じると「オオメノマンネングサ」さんが咲き出していらっしゃいました。島根県固有種です。 どうやら、中心の花が最初に咲いて、周辺の花へと開花していくようですね。しかも、中心の花だけ花弁が5枚で、後の花は花弁が4枚?イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)シソ科此処の岩場には「イブキジャコウソウ」さんもいらっしゃいます。この時期は最高のお花畑になりますよ。(他の時期も最高です。)クサイチゴ(草苺)バラ科岩場を降りて対岸にやってきました。足元には「クサイチゴ」さんが、美味しそうな果実を準備中。この岩壁が、「イワギリソウ」さんの主な群生地ですね。 盗掘により、高い場所にしかありませんが、少しずつ下のほうにも株が戻ってきています。ホタルブクロ(蛍袋)キキョウ科この花の中に蛍を入れて、提灯のようにもって歩けたらなぁ~。キュウリグサ(胡瓜草)ムラサキ科なんて、キュート 道端の草なのに。ノヂシャ(野萵苣)オミナエシ科こないだ静間の海端で見ていたからすぐにそれと分かりました。結構外来の植物が此処にもあります。ウシハコベ(牛繁縷)ナデシコ科だいぶ視力が衰えたのでせうか。花柱の数が数えづらくなりました。ルーペに頼らなければ、5本数えられなかった。(哀)バイカウツギ(梅花空木)ユキノシタ科駐車場まで戻ってくると、来たときには気づきませんでしたが、金網の間から「バイカウツギ」さんが、呼びかけてくれたので撮影する事ができました。 呼び止めてくれて『ありがとう』 PR