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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

コウライテンナンショウ

5月11日(月)

昨日、画像だけ撮影して確認を怠っていた「コウライテンナンショウ」を今朝もう一度見に行って雄株であることを確認しました。




上の画像で、 仏炎苞の一部に穴のような隙間が見えますが、この隙間は雄株のみに見られるものです。 コウライテンナンショウは株が未成熟(小さい)ときは雄株として生き、十分成熟して(果実を稔らせることが出来る程)個体が大きくなったら雌株として生きるのです。
つまり個体が蓄えている栄養状態によって無性期⇔雄⇔雌に性転換する植物です。



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