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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

三瓶北の原 花便り 19

5月13日(水)

台風から変わった低気圧の影響か風が強い一日でした。 また、気温も高かったですね。









クルマバソウ(車葉草)
アカネ科

北の原自然林の林床で咲きだしていました。 この花も好きです。 先日、UPした「クルマムグラ(車葎)」とよく似ています。 こちら「クルマバソウ(車葉草)」の花はクルマムグラの花より、花冠下部が漏斗状に発達しています。 葉の表面に光沢があります。  
下に、すぐ近くで咲いていたクルマムグラの画像もUPしましょう。


クルマムグラ(車葎)
アカネ科






ホウチャクソウ(宝鐸草)
ユリ科

有毒植物であります。 芽出しのころは「アマドコロ」「ナルコユリ」(どちらも山菜として利用される)に似ているので注意が必要です。





ニガナ(苦菜)
キク科

茎が細いうえに、たくさんの蕾をつけているものですから、少しの風でもゆらゆら。 ピントを合わせるのに苦労します。 葉っぱを少しちぎって、噛んでみたらやっぱり苦味がありますた。






ハナイカダ(花筏)
ミズキ科

奥出雲のある地域では「ママコナ」と呼んでいます。 若芽が食べられることからそのようになったと伝え聞いております。 





ゴマギ(胡麻木)
スイカズラ科

葉っぱを揉んでかずむと、ごま油のようなにほひがいたしまする。 人によっては悪臭と感じるかも知れません。





タニウツギ(谷空木)
スイカズラ科

田植えの時期に花が咲くことから、奥出雲のとある地域では「早乙女花(さおとめばな)」と呼ばれています。





ヤマツツジ(山躑躅)
ツツジ科

この花は食することが出来るそうです。 そういえば以前この花を使ったジャムを頂いたことがありました。 綺麗な色のジャムでした。 味はもう忘れました。(^^ゞ




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