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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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春を告げる草花

2月14日(土)
今日から、総領町では「セツブンソウ」自生地の公開が始まり、待ちかねていた私も早速、見に行きました。まだ、公開地は一箇所ですが、暖かい日が続いたためか、沢山花を咲かせていました。

セツブンソウ

セツブンソウ
セツブンソウ(節分草)
キンポウゲ科
総領町の宝物「セツブンソウ」の自生地のうち、公開されるのは7箇所で、公開期間は3月15日までです。

総領町を後にして、新見市に向かいました。「無明谷」という石灰岩の崖の間に沢山の野草が咲くのです。県道が通じているので、時折通過する車に気をつけて歩くと、セツブンソウがちらほら見えます。総領町の公開自生地のように、草刈などで管理されているのと違い、まさにそこで逞しく生きている姿を見ることが出来ます。
此処で一番多く見ることが出来るのは、「ケスハマソウ」です。「ミスミソウ」と同じキンポウゲ科の草花です。
ケスハマソウ
ケスハマソウ(毛洲浜草)
キンポウゲ科
上の画像で花の後に写っている根生葉が「ミスミソウ」のように尖りません。此処で見られる「ケスハマソウ」はほとんど白花で、稀に下の画像のような淡紅色を帯びるものがあります。
ケスハマソウ


立久恵でも咲き出していましたが、此処でも「ユキワリイチゲ」は花を咲かせていました。
ユキワリイチゲ

ユキワリイチゲ
ユキワリイチゲ(雪割一華)
キンポウゲ科
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