201005/28 海端から山ん中へ 植物 0 5月25日(火)静間町からの帰りに、三瓶の周回道路経由で佐田町を通り自宅へ帰りましたが、その間で目についた、花画像です。ハハコグサ(母子草)キク科春の七草の一つ御形(お(ご)ぎょう)ですね。 ムギ類の栽培とともに伝来した史前帰化植物の一つだそうです。“史前帰化植物とは、江戸時代中期以前に日本に渡来し、その発見に関する年代が不明な植物で、在来種か外来種かわからない植物を指し、江戸時代後期以後に日本に渡来し、「帰化」が明らかな帰化植物とは別に扱います。” 「そげなこと、言わいたててわからんとまっしゃい。」 ミゾホオズキ(溝酸漿)ゴマノハグサ科道路わきの法面に設けられた水抜き穴の脇に咲いていらっしゃいました。ムラサキツメクサ(紫詰草)マメ科別名「アカツメクサ」。ヨーロッパ生まれ。「日本には牧草として導入され、野生化した」と、ありますが薬用にも利用されるとか。シロツメクサ(白詰草)マメ科「赤」が出りゃ「白」もと言うわけではありませぬが、道端に多く見られたものですから。イボタノキ(水蝋樹・疣取木)モクセイ科この方に寄生する「イボタカイガラムシ(イボタロウムシ)」の幼虫が分泌する「蝋物質」をもとに「イボタ蝋」がつくられ、建具屋さんが敷居の滑りを良くするときなどに使われました。ヤブデマリ(藪手毬)スイカズラ科「オオカメノキ(ムシカリ)」さんよりも、花期がすこし後ですね。やはり大きな装飾化が目立ちます。ウツギ(空木)ユキノシタ科ご存知、「夏は来ぬ」の「卯の花」ですね。まだ肌寒いけど暑い夏らしい夏が来て欲しいです。願いを込めて、ご一緒に、 卯の花の匂う垣根に~ナワシロイチゴ(苗代苺)バラ科この方の果実はジャム作りにうってつけのようですが、収穫しやすい道端は、犬の散歩道ということが多くて、適量が確保できませぬ。ノイバラ(野茨)バラ科園芸品の薔薇に房咲き性をもたらしたのが「ノイバラ」さんと云ふことです。日本の原種薔薇を代表する方です。「日本のオールドローズ」 PR