201005/26 海端の植物 植物 0 5月25日(火)雨が降ったり止んだりの繰り返しのなか、静間町の海辺を散策? わざわざ悪天候に花を撮影しに行かなくても・・・と、思われるかも知れませぬが、花は待ってくれません。休日の空いた時間があれば、花に出逢いたい「あきあかね」です。静間町の海辺の花といえば、「ハマナス」さんです。が、一輪見かけただけです。しかも、今日は「ハマナス」さんが目当てではないのです。道脇の駐車スペースから、砂浜に降りていく途中にも色々な花々が咲いております。ヒメウズ(姫烏頭)キンポウゲ科早春の花というイメージ(思い込み?)があるので、まだ花が見れたことに感動です。ノヂシャ(野萵苣)オミナエシ科この方はヨーロッパ生まれの帰化植物で、欧米ではハーブとして栽培され、サラダに用いられるそうです。今度若菜を食してみませう。ケキツネノボタン(毛狐の牡丹)キンポウゲ科えっ、「キツネノボタン」と何処が違うの? 「ケキツネノボタン」は痩果(そうか)(金平糖のような形の果実)の先っぽがあまり曲がらない。「キツネノボタン」は、痩果(そうか)の先っぽがくるっと曲がる。 そうかノアザミ(野薊)キク科秋に咲く「薊」の仲間って見分けが難しいのですが、この時期咲くのはこの方だけなのです。たまに白花品も見かけます。オオジシバリ(大地縛り)キク科地面を縛り付けているとは、見事なネーミングです。ハマエンドウ(浜豌豆)マメ科綺麗で可愛い花を見ていると、とてもそういう気にはならないのですが、食用になるんです。ハマハタザオ(浜旗竿)アブラナ科この砂浜ではたくさん見ることが出来ます。ハマヒルガオ(浜昼顔)ヒルガオ科バックで白波が立っているのがわかりますか? 風もきつくてシャッタースピードをいつもより速く設定です。「ハマヒルガオ」さんも花がちぎれないかというほど煽られていました。ハマウツボ(浜靫)ハマウツボ科お待たせしました。この方が今日の目的の花だったのです。葉緑素を持たない寄生植物で「カワラヨモギ」さんから栄養をもらって生きているのです。さて、海岸から上がって車道を徘徊していると、「クサイチゴ」さんに似たような花が咲いていました。さて、どなたでせう。カジイチゴ(梶苺)バラ科やはり、キイチゴの仲間で「カジイチゴ」さんです。 この方の果実もやはり美味しいです。しかも厄介な棘がありません。此処の車道沿いに群生していらっしゃいます。でも、たくさん収穫してはいけませんよ。小鳥さんが、あてにしているはずですから。 PR