200809/16 秋の名花 植物 0 残暑の厳しさも和らいできた昨今、秋を感じさせる花に逢うため、中国山地へ向かいました。アケボノソウ(曙草)リンドウ科まずは、「アケボノソウ」さんの登場です。花びらの丸い斑点を夜明け前の空にみたてて、曙と名づけたとか。大きい黄緑色の斑点は太陽と月、小さな黒い斑点を星となぞらえたのでしょうか?ちなみに黄緑色の部分は蜜腺で、よく蟻がたかっています。ツルリンドウ(蔓竜胆)リンドウ科日当たりの良い草地に咲く、リンドウや、フデリンドウは、鮮やかな青い花が印象に残りますが、この「ツルリンドウ」さんは淡く優しい色合いで秋の訪れを告げています。晩秋には、はっと息を呑むような綺麗な実を結びます。クロバナヒキオコシ(黒花引起こし)シソ科小さくても濃い紫色の花は、鮮烈に私の脳裏に刻み込まれている。(な~に格好つけちょらっしゃーや)ウメバチソウ(梅鉢草)ユキノシタ科なんと繊細な花の作りでしょうか。ため息が出てしまいます。ハァ~マツムシソウ(松虫草)マツムシソウ科秋の草原を彩る「マツムシソウ」さん。少しでも風が吹くとゆらゆら揺れて撮りづらいんですが、今回はアシスタントの「ウラギンヒョウモン」さんが重しになって下さいました。 PR