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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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秋の名花

残暑の厳しさも和らいできた昨今、秋を感じさせる花に逢うため、中国山地へ向かいました。
アケボノソウ
アケボノソウ(曙草)
リンドウ科
まずは、「アケボノソウ」さんの登場です。花びらの丸い斑点を夜明け前の空にみたてて、曙と名づけたとか。大きい黄緑色の斑点は太陽と月、小さな黒い斑点を星となぞらえたのでしょうか?ちなみに黄緑色の部分は蜜腺で、よく蟻がたかっています。

ツルリンドウ
ツルリンドウ(蔓竜胆)
リンドウ科
日当たりの良い草地に咲く、リンドウや、フデリンドウは、鮮やかな青い花が印象に残りますが、この「ツルリンドウ」さんは淡く優しい色合いで秋の訪れを告げています。晩秋には、はっと息を呑むような綺麗な実を結びます。

クロバナヒキオコシ
クロバナヒキオコシ(黒花引起こし)
シソ科
小さくても濃い紫色の花は、鮮烈に私の脳裏に刻み込まれている。
(な~に格好つけちょらっしゃーや)

ウメバチソウ

ウメバチソウ

ウメバチソウ
ウメバチソウ(梅鉢草)
ユキノシタ科
なんと繊細な花の作りでしょうか。ため息が出てしまいます。ハァ~

マツムシソウ
マツムシソウ(松虫草)
マツムシソウ科
秋の草原を彩る「マツムシソウ」さん。少しでも風が吹くとゆらゆら揺れて撮りづらいんですが、今回はアシスタントの「ウラギンヒョウモン」さんが重しになって下さいました。
マツムシソウ
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