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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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斐川山中の湿地

斐川町の山中に湿地がある事をご存知だろうか?小さい湿地なので地図には載ってないと思う。小さいながらも此処には私の気になる植物が生きている。ラン科の植物である。その花に逢いに向かった。
シラヤマギク
シラヤマギク(白山菊)
キク科

カエデドコロ
カエデドコロ(楓野老)
ヤマノイモ科

マルバハギ
マルバハギ(丸葉萩)
マメ科

キキョウ
キキョウ(桔梗)
キキョウ科


湿地に辿り着くまでの道すがら、季節の花々を愛でて歩く事30分、目的の湿地に着いた。
ミズトンボ
ミズトンボ(水蜻蛉)
ラン科
湿地に生きる植物「ミズトンボ」である。地味な花であるが、湿地に行けば何処にでも在るというものではない。
ミズトンボ
上の画像は、花のアップである。蜻蛉の頭のごとく、丸いのが名の由来か。
此処には他にも、「ヒメシロネ」や「シロイヌノヒゲ」といった、湿地性の植物を観る事ができる。

話は変わって、道中、蜻蛉の仲間も沢山見たが驚いたのが、アオイトトンボの仲間である。
アオイトトンボ

アオイトトンボ
アオイトトンボ(青糸蜻蛉)
アオイトトンボ科
上がオス、下がメスの画像である。道中にため池の脇を通る箇所があるのだが、そこに踏み入れたとたん、わらわらと出てくる事。狭い範囲で20匹以上見ました。とても綺麗なイトトンボです。
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