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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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花の期間は短くて

3月8日(日)
名前がつけられた、出雲市(旧佐田町)の自生地では、盗掘や生育環境の悪化で個体数が激減した「イズモコバイモ」。川本町の公開自生地では、だんだん開花株が増えてきています。見頃は来週末ぐらいでしょうか。

イズモコバイモ
イズモコバイモ(出雲小貝母)
ユリ科

本当に可愛らしい植物です。この「イズモコバイモ」もスプリング・エフェメラル。早春に早く花を咲かせ、夏までに地上部は枯れ、鱗茎は休眠します。光合成で養分を作る期間が短いため、実生から花が咲くまで4~5年かかります。

帰りに気になる花の様子を見に行きました。ここは、大田市「大江高山」の近くです。「大江高山」にも咲くのですが、稜線上はまだ寒くて咲いていないでしょう。
ミスミソウ

ミスミソウ
ミスミソウ(三角草)
キンポウゲ科

出雲北山にも自生地があります。もうそろそろ、様子を見に行こうかな。
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