忍者ブログ

web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

連結

とある池の淵でしゃがんでじっとしていたら、目の前でイトトンボが交尾をしようともがいていた。
おつながり
クロイトトンボだろうか?もうちょんぼだ、がんばれ

おつながり
合体

ふと、横をみればキイトトンボもおつながりになっている。連結産卵だ。
おつながり
キイトトンボ(黄糸蜻蛉)
イトトンボ科
PR

暑いときは・・・

このところ、連日うだるような暑さが続いておりますが、暑いときに涼しい処へ行きたくなるのは人ばかりではないようで・・・
避暑中
クロイトトンボ(黒糸蜻蛉)
イトトンボ科
強い日差しを避け、清涼感あふれるスギゴケの上でくつろぐ。

蓮乗院の沙羅双樹

先日、テレビで安来市の清水寺にある「蓮乗院」のナツツバキが紹介されていました。過去何回か清水さんに行っているのに初めてそう云うものがあることを知り、早速出掛けてみました。
連乗院のナツツバキ
「鶴亀の庭」と呼ばれる庭園に樹齢約250年というナツツバキが沢山の花を咲かせていました。
連乗院のナツツバキ

ハマナデシコ

ハマナデシコ
ハマナデシコ(浜撫子)
ナデシコ科
名前の通り海辺に咲くナデシコの仲間です。花被片は小さいけど、夏の日差しに負けないほど鮮やかな色あいです。
ハマナデシコ

蜻蛉三種

コシアキトンボ
コシアキトンボ(腰空蜻蛉)
トンボ科
腹の付け根の部分だけ白く「腰が空いた」ように見えることから名づけられました。

コオニヤンマ
コオニヤンマ(小鬼蜻蜓)
サナエトンボ科
この方、疲れているのか少し飛んではすぐにべたっと止まります。

ウチワヤンマ
ウチワヤンマ(団扇蜻蜒)
サナエトンボ科
名前の通り、お腹の先っぽ近くに突起があります。

梅雨の晴れ間に

梅雨の中休みでうだるような暑さになった今日この頃、ちょっと松江近郊の里地を歩いてきました。日差しを避けて入った林の中に、
アクシバ
アクシバ(灰汁柴)
ツツジ科
秋に赤く熟す液果は食べられます。

ムラサキニガナ
ムラサキニガナ(紫苦菜)
キク科
木漏れ日を浴び、輝いていました。

ナツハゼ
ナツハゼ(夏櫨)
ツツジ科
今の色合いが美味しそうに見えるのですが、食べるとまだえぐいですよ。秋に黒く熟すまで待ちませう。

ネムノキ
夕方には、ねんたがさばったようで葉が閉じてきました。
ネムノキ
ネムノキ(合歓木)
マメ科
出雲地方では、この木を「かーかの木」と呼びます。

闇夜の舞踏会

この時期、全国各地で闇夜の舞踏会が開かれている。規模の差はあるが、私も身近な場所で開催されている舞踏会を観覧しにいった。
蛍の舞
乱舞とまではいかないが、静かに観るにはいいかも。

玉峰山

6月7日(土)
私の出発点、亀嵩の「玉峰山」に1年ぶりに登ってきました。10年以上前、私が山歩きを始めてまだ間が無い頃、玉峰山で自然観察会が行われる事を新聞記事で知った山歩き仲間と、軽い気持ちで観察会に参加したのでした。玉峰山で自然観察会ならびに自然観察指導員なるものを知る事となり、その後、講習会を受講し指導員となり始動したのも此処「玉峰山」なのです。その当時、玉峰山自然観察会を盛り上げていた指導員さん同志で玉峰山の自然を味わってきました。当ブログをご覧の皆様にもおすそわけ致します。


デワノタツナミソウ
デワノタツナミソウ(出羽の立浪草)
シソ科
花冠の下唇の紫斑が不明瞭で、渓流沿いに見られるタツナミソウの仲間です。

コアジサイ
コアジサイ(小紫陽花)
ユキノシタ科
装飾花がない紫陽花です。薄暗い林縁で輝いています。

バイカツツジ
バイカツツジ(梅花躑躅)
ツツジ科
初のご対面でした。興奮しますた。

ミゾホオズキ
ミゾホオズキ(溝酸漿)
ゴマノハグサ科
山腹にある水場付近で、この時期いつもご対面。

ヤマカガシ
ヤマカガシ(山棟蛇)
ナミヘビ科
気持ち良さげに、日光浴。

オオバスノキ
オオバスノキ(大葉酢の木)
ツツジ科
ツツジ科のこげな形の花、えとまっしゃい。

ナツハゼ
ナツハゼ(夏櫨)
ツツジ科
出雲地方では「牛の額」と呼ばれています。

クマヤナギ 実
クマヤナギ(熊柳)
クロウメモドキ科
実をつけています。花もみなくちゃ。

ササユリ
ササユリ(笹百合)
ユリ科
本当に上品な佇まいです。今年初のご対面。

サトキマダラヒカゲ
サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰)
ジャノメチョウ科
Mさんの帽子にて憩いのひと時を過ごしています。


下山する途中では、すぐ近くでサンコウチョウが囀りまくり、目の前を飛んでいくのを見る事が出来ました。

海辺の花々

先日に引き続き、海辺の花を見て廻った。やはり、お目当ての花には出逢えなかった。

ハマボッス
ハマボッス(浜払子)
サクラソウ科
まずは、岩場で見ることが多い「ハマボッス」さん。わざとに海が写るような場所で撮影しました。ハイ。

タイトゴメ
タイトゴメ(大唐米)
ベンケイソウ科
「炊いた米」ではありません。「タイトゴメ」です。タイトゴメとは、高知県柏島の方言で、「南京米」の事。米粒のような葉っぱから、そう呼ばれるようになったそうです。

テリハノイバラ
テリハノイバラ(照葉野茨)
バラ科
やはり、厳しい環境下で生きているわけですから、葉っぱも革質で厚いですね。
テリハノイバラ葉


ツルナ
ツルナ(蔓菜)
ツルナ科
この方は多肉的、厚さです。ほうれん草に似た味で、おひたしなどに。ビタミン類も豊富だそうです。

ハマニガナ
ハマニガナ(浜苦菜)
キク科
大時化のときは、波を被りそうな所です。凄いです。

ハマボウフウ
ハマボウフウ(浜防風)
セリ科
海端の人には山菜?海菜として?馴染み深い方です。

スナビキソウ
スナビキソウ(砂引草)
ムラサキ科
先日、山陰中央新報に記事が出ていましたね。アサギマダラも飛び回っていました。

オカトラノオ
オカトラノオ(丘虎尾)
サクラソウ科
この方は、海辺の植物ではありませんが、偶然近くで咲いていたものですから。

イナモリソウ

またひとつ、思い入れのある花が咲き出した。名前を「イナモリソウ」と云ふ。とても愛らしい花であるが、何処にでもあるのではない。私も一箇所しか、自生地を知らない。この場所も個体数が少ないので、毎年花が咲くか気がかりである。
イナモリソウ
イナモリソウ(稲森草)
アカネ科
イナモリソウ

イナモリソウ

イナモリソウ

イナモリソウ
もうすぐ開きそうな蕾