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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

鳥取・島根交流登山会at安蔵寺山 その後

9月20日(日)
安蔵寺山を下山した、鳥取県の指導員の方々6名の内、2名は翌日のオプション山行にも参加されるということで、スタッフとともにお宿へ。そして、またもや大宴会(後夜祭)に突入。(皆さんタフだわ)


9月21日(月・祝)
本日のオプション山行は、「鈴ノ大谷山」です。昨夜の疲れも見せず、集合場所(道の駅かきのきむら)へ。津和野のTさんが、待っておられました。総勢6名で登山口に向けて移動です。

入江谷林道をかなり入ったところに登山口があります。林道沿いにぽつぽつ見られた「アケボノソウ」が、登山口周辺にまとまっています。

アケボノソウ
アケボノソウ(曙草)
リンドウ科


最初の内は薄暗い植林地の中を進みます。林床には、コガクウツギが沢山見られ、ヒキオコシの仲間が花をつけています。ガンクビソウ、ヤブタバコなどの花々が見られました。と、見慣れぬ花がありました。
シュウブンソウ
シュウブンソウ(秋分草)
キク科
調べてみると、「シュウブンソウ」。別に珍しい花ではありませんが、今まで出逢う機会がありませんでした。
此処からしばらく行くと道は勾配がきつくなってきます。虎ロープも現れました。雨が降っていたらとても困難な道になりました。写真を撮る余裕もなく、「ミヤマママコナ」の群落を素通りします。いったん道は平坦になり、少しダウン・アップします。此処には、「イワカガミ」の葉っぱが沢山。さて、またもや急登が現れますが、此処を頑張れば、山頂です。

しばし休憩し、下山。登山口まであっという間でした。時間に猶予があったので、別の林道へ・・・、羊歯好きのスタッフS君が逢いたがっていた。「ヘイケイヌワラビ」を探しにいきました。

ヘイケイヌワラビ
ヘイケイヌワラビ
イワデンダ科
とても綺麗な羊歯の一つです。他の参加者も初めて見る羊歯に満足。

「道の駅かきのきむら」へ戻り、Tさんとお別れ。鳥取の方々を日原駅にお送りし、帰路につきました。
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