200909/24 鳥取・島根交流登山会at安蔵寺山 イベント報告 0 今回で三回目となりました「鳥取・島根指導員交流登山会」。昨年は「氷ノ山」にお招き頂きました。今年は島根が招待する番です。選んだ山は「安蔵寺山」。島根県内の山では、県境沿いを除いて「最高峰」と云われる山です。9月19日(土)舞台となる安蔵寺山は、島根県の西の果て?ですので、遠方から来ていただく鳥取の指導員の皆様には日帰りは厳しいので、前泊をして頂くことに。用意したお宿は「高尻川リバーサイドログハウス村」です。20人泊まれる大きなお宿全員が集まるとすぐに宴(前夜祭)に突入。津和野から参加のM氏より、「猪肉」の差し入れもあり、ビールが進む。今夜は鍋です。9月20日(日)安蔵寺山には、幾つかの登頂ルートがありますが、今回は最長ルートの日原の奥谷から登ります。奥谷の駐車場は車が20台ぐらいは停めることが出来、きれいなトイレもあります。色々な植物に出逢いながらの山歩きです。ミズヒキやアキチョウジといったポピュラーなものから、オオマルバノテンニンソウといった何処にでもないものまで、目を楽しませてくれます。オオマルバノテンニンソウ(大丸葉の天人草)シソ科ノブキ(野蕗)キク科チヂミザサ(縮み笹)イネ科コバノフユイチゴ(小葉の冬苺)バラ科この奥谷からのルートの見ものは、ちょうどこのルートの中間点付近にある樹齢600年以上のミズナラの巨樹です。「楢太郎」という愛称で呼ばれ、地元の人のみならずハイカーたちにも愛されている古樹ですが、残念な事に「カシノナガキクイムシ」に被害を受けて痛々しい姿になっています。3~4回のアップダウンを繰り返し、全員無事登頂を果たしました。山頂での集合写真を撮ったあと、参加者の一人のトレッキングシューズになにやら黒くうごめく物体が・・・ヒメオオクワガタ(姫大鍬形)クワガタムシ科爽やかな秋晴れの下、安蔵寺山を満喫しました。来年は鳥取県の何処の山に招待されるのか?楽しみです。 PR