201106/10 一日遅れの女亀山 山行 0 6月5日は「女亀山」に於いて、島根県自然観察指導員連絡協議会の登山交流会が催された。私は仕事の都合で参加出来なかった。スタッフの一人に参加者は8人(スタッフ込み)だったと連絡を受けたのみ、どんな様子だったかは「おとしぶみ83号」の報告記事を待つ事にしますか。 さて、登山交流会参加者が「女亀山」で何を見て、何を感じたかはさておき、あきあかねが独断と偏見の「女亀山」歩きを行ったので、その際の画像を紹介します。6月6日(月)「女亀山」は今までに3回登ったことがあるが、記憶としては神戸川(かんどがわ)の源流の山であるという事と、木段が多い登山道ということだけである。標高もはっきり憶えていない。 道さえも・・・・・、なんとか見覚えのある登山口に着いた。(汗)と、のっけから道にかぶさるように倒木がある。何の木だろう?と思いつつその下をくぐって歩いていく。沢の音が心地いい。 しばらくは沢沿いの道を歩く事になる。ニョイスミレ(如意菫)スミレ科湿り気のあるところがお好みの「ニョイスミレ」が足元を賑わせる。ミズタビラコ(水田平子)ムラサキ科もっと湿ったところがお好みの「ミズタビラコ」くるりと巻いた花序は「蠍(さそり)型花序」と呼びます。 蠍の尾を連想させるとか。アサヒナカワトンボ♀カワトンボ科アサヒナカワトンボ♂カワトンボ科この時期、源流域でよく見られる「アサヒナカワトンボ」。良く似た「ニホンカワトンボ」も県内にいますが、どちらかといえばもう少し下流域の川幅のあるところでよく見られます。タラノキ(楤木)ウコギ科鋭い棘が見えたのでつい。「先端恐怖症」の方がいらしたら、すみません。ラショウモンカズラ(羅生門葛)シソ科「でかい花があるなぁ」と思ったらこの方でした。 傷んだ花が多い中、ニューな花を選んで。神戸川(かんどがわ)の源流の碑があります。この碑の裏手で水が染み出しています。ハナイカダ(花筏)雌株ミズキ科ハナイカダ(花筏)雄株ミズキ科奥出雲や隠岐では「ママコナ」と呼ばれています。飯子菜(ままこな)とは若芽を山菜として利用したことによりますが、聞いただけではゴマノハグサ科の「ママコナ」と間違えそうになります。上から「クロモジ」、「コシアブラ」です。 木漏れ日に浮かぶシルエットの美しい事。いよいよ、木段地帯の始まりです。ブナの巨木に癒されて、私の心は夏模様タニギキョウ(谷桔梗)キキョウ科足元の小さな花に癒されて わたしの心は夏模様(^^ゞ最後の木段を登りきると小さな社があります。「女亀山神社」です。山頂に到着。『女亀山は島根県と広島県の県境にある標高830.3mの玄武岩丘です。山頂部には大径木のブナが残存し、野生動植物の生息及び自生地として良好な自然環境が形成されています。特に、中国山地唯一のギフチョウ発生地として注目すべき地域であるとともに、夏鳥を中心とする鳥類の繁殖、中継渡来地として貴重な地域となっています。元は女神山と称したがいつの頃から神がカメに転化したものと言われています。丹塗(にぬり)矢神話の女神である玉依(たまより)姫がこの山に住んでいたということからその名がついたと言われています。古くから地方農民の信仰が篤く、明治末年頃までは日照りが続くと盛んな雨乞い神事が行われたそうです。 (飯南町ホームページより)』てなわけで、下山です。(意味がわからん)登山口の倒木は「オオバアサガラ」でした。倒れながらも花をつけておりました。オオバアサガラ(大葉麻殻)エゴノキ科 PR