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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

冬芽 ・ 落葉痕クイズ

またまた、久々の更新です。 撮りためた画像の放出作業? なんでも溜めると良くないですよ~(意味深)



スイカズラ科です。 昔はこの方の幹や枝を鍬(くわ)の柄に使っていたことから、カマがつき、赤い果実を染料の原料として使っていたことから、ゾメがつき、カマゾメが転訛(てんか)した名前がついています。(まだ諸説ありますが・・・)



と同じくスイカズラ科です。 やはり、秋から冬に赤い果実が目立つようになります。



ブナ科ですね。 樹皮のコルク質がよく発達します。 島根県では西部のほうが多く見られるようです。



ミズキ科です。 花・果実のつき方が面白いです。 奥出雲のある地域では、「ママコナ(飯子菜)」と呼ぶとか。



モクセイ科です。 更に言うと「トネリコ属」です。 材は軽くて粘り強いです。



マメ科です。 落葉痕が何かの顔のように見えませんか。 冬芽は落葉痕の下に隠されています。



カエデ科です。 天狗の羽団扇より小さいですよ。



ユキノシタ科です。 装飾花はありません。 



クスノキ科です。 丸いのが花芽で細長いのが葉芽です。 クスノキ科の高木で落葉するのはこの方だけです。



ミツバウツギ科です。 この方の材は柔らかく折れやすいため、役に立たないといった意味合いの名前がつけられています。可愛そうです。 でも果実が熟するときは、果皮の赤色と種子の黒色のコントラストが美しいですよ。
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