200904/03 ねこ・ネコ・猫 キャッツアイロード 植物 0 川本の知人から、「ネコノメソウの仲間をたくさん見ることが出来る場所を案内するから、来ない?」と連絡があり、天気も良さそうだからと出掛けました。そこは、川本から大田に抜ける道で傍らを沢が流れています。シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)ユキノシタ科まず、目についたのは「シロバナネコノメソウ」。とにかく凄い数の花が道沿いに続きます。ホクリクネコノメソウ(北陸猫の目草)ユキノシタ科この方は、新潟~島根の日本海側に分布しておいでです。出雲市の立久恵の近くにも在りました。サンインネコノメソウ(山陰猫の目草)ユキノシタ科この方は、「ホクリクネコノメソウ」が母種で、京都~島根の山地の谷間の湿地に生育しておいでです。一見すると「ボタンネコノメソウ」のように見えますが、咢の外へ蕊が出るのです。(ボタンネコノメソウは咢の外へ蕊は出ません。)ネコノメソウ(猫の目草)ユキノシタ科以前、私はこの方と「ヤマネコノメソウ」さんを混同していました。何でだろう?もう思い出せないはるか昔・・・。イワネコノメソウ(岩猫の目草)ユキノシタ科この方は、島根県の植物目録に記載されていません。自生地の記録が無く、個体数も少ないのでは?コガネネコノメソウ(黄金猫の目草)ユキノシタ科アップ画像で、大きさが分かりにくいですが、小さな花です。花径は、4mm位です。画像は無いのですが、他に「ヤマネコノメソウ」もたくさんありました。おさらいです。此処で目にした猫の目草の仲間は、「ネコノメソウ」「ヤマネコノメソウ」「ホクリクネコノメソウ」「サンインネコノメソウ」「シロバナネコノメソウ」「コガネネコノメソウ」「イワネコノメソウ」の7種です。他の草花で、目を引いたのは、「ヤマルリソウ」と「イチリンソウ」です。ヤマルリソウ(山瑠璃草)ムラサキ科咲き始めは赤みが強い花冠が、次第に青みをまして、綺麗なブルーになります。イチリンソウ(一輪草)キンポウゲ科この方は、どういうわけか花茎が二本出てひとつは開花、一つは蕾でした。こんな個体は初めて見ました。一本の道を歩くだけで、こんなに沢山の猫の目草の仲間に出逢えるなんて、凄い処ですよ。「猫の目街道」「キャッツアイ・ロード」。 PR