200903/16 川本で 2 植物 0 3月15日(日)昨日(14日)の荒天がうそのように、お日様の光が降り注ぐ花撮影日和になりまして、川本町へ出掛けました。と、その前に先日見つけた大田市山口町近くのお花畑へ向かいます。佐田町窪田では、道脇に黄色い小花を沢山つけた「ダンコウバイ」が、黄金色に輝いていました。ダンコウバイ(壇香梅)クスノキ科山口町のお花畑は、「シロバナネコノメソウ」が川沿いに沢山、蕾をつけています。何株か開花しています。開花前の表情が面白いので写してみました。シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)ユキノシタ科紅い葯が顔を覗かせていますが、何より面白いのは、白くて先が二つに割れた柱頭らしきものが蛇の舌のように見えるのです。さて、川本町に向かいましょう。今日はサヒメルの学芸員さんが講師を務める「イズモコバイモ」の観察会が開かれています。ただ、私はそれが目的ではないのでお昼すぎに川本町に入りました。「イズモコバイモ祭り」の世話係ボランティアの方と公開自生地前で落ち合う約束をしていたからです。早速、その方の案内で秘密の花園へ。イワネコノメソウ(岩猫の目草)ユキノシタ科前回、此処を案内されたとき、初めて目にした「イワネコノメソウ」。その時は、興奮してカメラが震え上手く写せなかったのですが、今回はまずまず。この「イワネコノメソウ」は、島根県内の植物リストには載っていません。でも、この周辺には何箇所か自生地があるそうです。近くには「シロバナネコノメソウ」が咲いています。ネコノメソウの中では一番派手に見えますね。シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)ユキノシタ科開花すると、今度は赤い葯が「マッチ棒」のように見えて面白いです。続いて別の場所へ、車で少し移動です。なにやら、色々在りそうな雰囲気が漂う場所へ案内され、川辺へと降りました。少し歩くと、コガネネコノメソウ(黄金猫の目草)ユキノシタ科「コガネネコノメソウ」!!これまた、初めて実物を目の当たりに。体が震えるのを必死で抑え、撮影しました。実物はもう少し黄色みがかっています。此処の周辺では6種類のネコノメソウの仲間が自生しているそうです。移動の道脇で、ヤマウグイスカグラ(山鶯神楽)スイカズラ科アブラチャン(油瀝青)クスノキ科「ヤマウグイスカグラ」と「アブラチャン」が花をつけておりました。なんか、春の花って見ているだけで興奮して・・・。案内の方にお礼を言って、帰ります。でも、興奮を鎮めないと・・・気持ちを落ち着けるには青い物を見れば良いと、立ち寄ったのは、ヤマエンゴサク(山延胡索)ケシ科「ヤマエンゴサク」さんの前でした。果たして落ち着けたのか、皆さんのご想像にお任せします。 PR