200903/03 玉湯町で 植物 0 3月2日(月)花情報が飛び交う今日この頃、「ナガハシスミレ」さんが咲いていたと云う記事をいつも伺うHPで見つけ、いてもたってもいられず、玉湯町大谷地区へ出掛けました。(病気)林道「大谷東線」の入り口に車を停めて、道の脇を何気に見たら「ナガハシスミレ」さん。ナガハシスミレ(長嘴菫)スミレ科タチツボスミレの仲間ですが、上の画像のように距が長~いのです。(別名、天狗菫)なんでこんなに長いのか?距と呼ばれる部位を持つ花はそこに蜜を溜めています。(ツリフネソウ、トキワイカリソウ等)蜜は植物が鳥や虫に送粉してもらうために用意したもの。その蜜を舐めようと色々な虫がやってきます。中には蜜だけ舐めて送粉しない虫もいます。そこで植物は花の形、色、咲き方を変えて来て欲しい(送粉してくれる)虫を選択してきました。で、「ナガハシスミレ」です。「花と昆虫がつくる自然」(田中 肇 著)という本に「ナガハシスミレ」の送粉者は「ビロードツリアブ」と記載されていました。この「ビロードツリアブ」と云う虫は春の早いうちから活動していて、何回か山野で見かけたことがありますが、確かに口吻がストローのように長いです。虫と虫媒花の関係、調べると面白いですね。 PR