200904/10 蒲公英(タンポポ)調査のつもりが・・・ 植物 0 本腰をいれて、蒲公英調査をしようと出雲(旧出雲市)の奥地へ出掛けました。市街地から離れた場所に行けば、まだ在来の蒲公英ががんばっているはずです。「セイヨウタンポポ」は、車窓からでも頭花の雰囲気でわかります。幹線道路からはずれて山間の細い道に入っていくと、「セイヨウタンポポ」は、数を減らしていきます。と、路肩の土のところに頭花の感じが違う蒲公英が、やはり、在来種でした。「クシバタンポポ」なのか、「ケンサキタンポポ」なのかは、わかりませんが。サンプルを採ってさらに奥へと進みます。途中から林道に入りました。すると法面に白っぽいものが見えるではあ~りませんか。ユキヤブケマン(雪藪華鬘)ケシ科シロヤブケマン(白藪華鬘)ケシ科「ヤブケマン(藪華鬘)」とは、「ムラサキケマン」の別名で、「ムラサキケマン」の白花品のうち、花全体が白くなるのを「ユキヤブケマン」、花の先端部だけに色がつくのを「シロヤブケマン」と呼ぶそうです。ヒメウズ(姫烏頭)キンポウゲ科「ユキヤブケマン」を写している傍らに「ヒメウズ」さんがいらっしゃいました。花のすぐ左に写っているのは、袋果です。なんか、蒲公英調査どころではなくなってきました。まだなにかあるんじゃないかと、林道終点らしきところまで、やってきてしまいました。この先は昔の作業道らしき踏み跡がありますが、藪に飲み込まれようとしています。すぐ傍らにきれいな水が流れる沢があります。その沢のほうを覗き込むと、!?コガネネコノメソウ(黄金猫の目草)ユキノシタ科なんと、出雲部にも在りました。「コガネネコノメソウ」の自生地がっ!! 私が以前案内された川本の自生地を凌ぐような大群落です。名づけて「ゴールデン・キャッツアイ・ロード」。蒲公英調査は、二の次になってしまいますた。(^^; PR