200904/14 朝日山にて 観察スポット 0 松江市の佐太神社の近くに鎮座する「朝日山」。そこは、ハイキング感覚で気楽に歩ける山。頂は「東峰」、「西峰」とありますが「東峰」からの眺望が素晴らしいです。また、山頂直下に「朝日寺」が在ります。境内にはトイレ、休憩所もあり安心して山歩きが楽しめます。此処も以前、登山交流会で歩きました。古浦側の登山口に向かう途中、「ハマダイコン」がたくさん道端に咲いています。ハマダイコン(浜大根)アブラナ科古浦側の登山口には、広い駐車場とトイレが在ります。そして、何段あるか、数えるのも大儀な石段があります。トレーニングにはちょうど良いでせう。石段を登りきると、普通の登山道になります。道端には、こんなに綺麗な方々が。「トキワイカリソウ」のような越冬葉がありますが、2回三出複葉ではありませぬ。さて、どう呼んだら良いのでせう。ウグイスカグラ(鶯神楽)スイカズラ科この方の名前の由来は、鶯が隠れていそうだから、「鶯隠れ」が転化したとか、鶯がこの実を啄ばむとき、神楽を踊っているように見えるからとか諸説あります。トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)キンポウゲ科この方の名前の由来は、鳥の形をしているから、と云うことではありません。最初の発見地が四国山中の「鳥形山」だったからです。由来はともかく、綺麗な植物ですね。シハイスミレ(紫背菫)スミレ科この方の香りはかぐわしく、虜になってしまいます。香りに支配されてしまいそうです。タチツボスミレ(立坪菫)スミレ科清々しい青色の「タチツボスミレ」。暫く、この方の前で佇んでしまいました。山頂には、お昼過ぎに到着。眼下には宍道湖と、日本海が望めます。到着した、私たちを歓迎していない「キアゲハ」、そっぽを向いてます。キアゲハ(黄揚羽)アゲハチョウ科昼飯たばこをした東屋のそばに、「シハイスミレ」の蕾がありました。観ているうちに咲かないかなぁ・・・。下山の前に「朝日寺」周辺を散策。石段の傍らに咲いていたのは「ヤブニンジン」。ヤブニンジン(藪人参)セリ科線香花火のような花で、植物全体がやわらかい感じです。微風にもよく揺れてました。シュンラン(春蘭)ラン科登るときとは目線がちがった為か、見つかったのは「シュンラン」。下山後、八雲町のあの植物が気になって夜も眠れないので、向かいました。続く。 PR