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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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立久恵峡にて 3

3月20日(金・祝)
今日は彼岸の中日、墓参りを済ませてちょっと立久恵まで足を伸ばしました。どんなものに出逢えたのか・・・。


シロバナネコノメソウ
シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)
ユキノシタ科

当ブログに何回も登場した「シロバナネコノメソウ」さん。私は以前、立久恵の霊光寺の下の方の群落を知っていましたが、平成18年の水害以来、そこの「シロバナネコノメソウ」は消失してしまい、落胆していたのですが、立久恵で知り合った人から別の場所を教えて頂き、更に自分でも歩き回ったら、遊歩道脇に2箇所の群落が在りました。感激の再会です。

ウマノアシガタ
ウマノアシガタ(馬の脚形)
キンポウゲ科

根生葉の形から名前がついたと言われる「ウマノアシガタ」さん。その由来について、私はいまだに納得がいきません。でも、この花の金属質のような輝きには、いつもハッとさせられます。

キレハヒメオドリコソウ
キレハヒメオドリコソウ(切れ葉姫踊子草)
シソ科

ちょっと見では「ヒメオドリコソウ」さんのように見えるのですが、よ~く観ると花が同じシソ科の「ホトケノザ」さんのそれに似ているのです。しかも、葉の切れ込みが深く「ヒメ」のように細かい皺もありません。(下画像参照)
キレハヒメオドリコソウ
「キレハヒメオドリコソウ」さん、やはりヨーロッパ生まれの帰化植物です。


ツルカノコソウ
ツルカノコソウ(蔓鹿子草)
オミナエシ科

この方は、足元・・・株元から走出枝(ランナー)を伸ばし増殖します。よって「ツルカノコソウ」さんです。

セントウソウ
セントウソウ(仙洞草)
セリ科

別名「オウレン騙し」とも云われる「セントウソウ」さん。葉っぱだけの時期には本当に騙されますよ。

オオタチツボスミレ

オオタチツボスミレ
オオタチツボスミレ(大立坪菫)
スミレ科

距が白いのは「オオタチツボスミレ」さん。木漏れ日を浴びて気持ちよさそう。

ヤマブキ
ヤマブキ(山吹)
バラ科

岩壁から垂れ下がる「ヤマブキ」さん。開花したときとは違う表情をみせています。たくさん並んだ、黄色の三角帽子が可愛らしい。

画像は無いのですが、「不老橋」の近くには「ミヤマキケマン」さんが花をつけています。
そして、立久恵峡から帰るとき、頭上で見送ってくれたのは「紋付」さんでした。

ジョウビタキ  ♂
ジョウビタキ(尉鶲)
スズメ目ヒタキ科
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