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「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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三瓶北の原では

4月14日(木)
朝夕は、まだ少し肌寒い三瓶北の原。でも日中、陽射しがあれば結構暖かくなったりします。そんなわけで、「オキナグサ」さんも花を咲かせ始めています。


オキナグサ
4月11日のおきなちゃん

オキナグサ
4月13日のおきなちゃん

オキナグサ
本日、朝のおきなちゃん

オキナグサ
本日、15時過ぎのおきなちゃん
3月28日の綿帽子状態から、18日目で花が咲きました。 さあ無事成長して翁になれるといいね。
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野良仕事をしていたら・・・

4月12日(火)
早朝の花撮影から戻ると、野良仕事が待っていた。 猫の額ほどの家庭菜園を耕す作業だ。草を抜き、シャベルで土を掘り起こし、抜いた草を埋め、均し畝を起てていく。
一心不乱に土を掘り返していたら、何者かが近くに寄ってきた。 ふと見ると、

イソヒヨドリ♀
イソヒヨドリ(磯鵯)
スズメ目ツグミ科
「イソヒヨドリ」の雌だ。 目ざとく虫を見つけ、ついばんでいた。 人が何をやっているのか、どこかから見ていたのだろう。

しばらくすると「イソヒヨドリ」はどこかへ飛んでいった。 また黙々と作業を続けていたら、近くに羽音が聞こえた。 今度は「紋付さん(ジョウビタキ)」だ。
ジョウビタキ♀
ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)
スズメ目ツグミ科
「ジョウビタキ」の雌は目がクリッとしていて、実に愛らしい。私が最も好きな小鳥さんだ。
しかも、人馴れしているのかチョンチョンと近づいてくる。 さっきまで土を掘り返していたところで、虫を捜している。 こちらの様子を伺いながら、食欲を満たそうとしているらしい。 こちらも知らん顔を装いながら、ときおりレンズ越しに表情を伺った。
ジョウビタキ♀

ジョウビタキ♀

出雲の花々1

4月12日(火)
出雲市内をぱやぱやしながら、春を謳歌する植物たちを撮影した。


ホトケノザ
ホトケノザ(仏の座)
シソ科


ナズナ
ナズナ(薺)
アブラナ科


ノボロギク
ノボロギク(野襤褸菊)
キク科


アリアケスミレ
アリアケスミレ(有明菫)
スミレ科


ヤハズエンドウ
ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)
マメ科


カスマグサ
カスマグサ(かす間草)
マメ科


スズメノエンドウ
スズメノエンドウ(雀野豌豆)
マメ科


スズメノヤリ
スズメノヤリ(雀の槍)
イグサ科


ヒメヤシャブシ
ヒメヤシャブシ(姫夜叉五倍子)
カバノキ科


オオバヤシャブシ
オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)
カバノキ科


シロバナネコノメソウ

シロバナネコノメソウ
シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)
ユキノシタ科


コガネネコノメソウ

コガネネコノメソウ
コガネネコノメソウ(黄金猫の目草)
ユキノシタ科

三瓶北の原では

4月6日(水)
このところ、良い天気が続いて植物の芽吹きが一気に加速したんではないでしょうか。 ここ三瓶北の原でも、里地に遅れながらも、植物たちの動きが目立つようになってきました。


オキナグサ
4月4日のオキナちゃん

オキナグサ
4月6日のオキナちゃん


「オキナちゃん」に気をとられてばかりいて、しばらく様子を観てなかったら、いつの間にか、
シュンラン
シュンラン(春蘭)
ラン科

「シュンラン」さんが咲きだしていました。今年も逢えてよかった。

三瓶山北の原のダンコウバイ

4月2日(土)
今日は昨日に比べると、肌寒い1日でした。 咲きだしそうな「ダンコウバイ」さんも足踏み状態かなーと思いつつ、「三瓶山北の原キャンプ場」の中を散策していると、小枝に黄色い花らしきものを沢山つけている低木が目にとまりました。 ひょっとするとぉと思い近づいてみると、
ダンコウバイ

ダンコウバイ
やはり、「ダンコウバイ」さんでした。 此処にもいらっしゃったんだー。

ってことは、今まで観てきている北の原の「ダンコウバイ」さんも、もしかしたらと思い、夕方尋ねてみました。
ダンコウバイ
柱頭が飛び出していて、どうやら咲きだしたようです。 「ばんじまして」。

北の原では

4月1日(金)
今日も日差しがふりそそいだ、三瓶北の原。 風もほとんどなく、お散歩でも、汗ばむほど。 時間に余裕がなかったので、「ダンコウバイ」さんと、「オキナグサ」さんのみに伺いました。

ダンコウバイ
ダンコウバイ(壇香梅)
クスノキ科
だいぶ花芽がはしけてきましたよ。 わくわくしてきました。 もう少しで、かわいい小花に逢えるんです。


オキナグサ
オキナグサ(翁草)
キンポウゲ科
先日の綿帽子状態から、葉っぱの形がわかるまでに成長してきています。 つぼみに出逢えるまで、あと何日?。

You'll Never Walk Alone ~東北関東大震災で被災された皆様へ~

「You'll Never Walk Alone」

When you walk through a storm
Hold your head up high
And don't be afraid of the dark

At the end of the storm
There's a golden sky
And the sweet silver song of a lark

Walk on through the wind
Walk on through the rain
Though your dreams be tossed and blown

Walk on, walk on
With hope in your heart
And you'll never walk alone
You'll never walk alone

Walk on, walk on
With hope in your heart
And you'll never walk alone
You'll never walk alone


「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン」

嵐の中を歩むときは
顔を上げて堂々と行こう
暗闇をおそれちゃいけないよ

嵐の後には
金色の空が広がり
雲雀の甘く澄んだ歌声が待っている

歩こう 風の中を
歩こう 雨の中を
たとえ君の夢が破れたとしても

歩こう 歩こう
希望を胸に
君は決してひとりじゃない
ひとりじゃないのさ

歩こう 歩こう
希望を胸に
君は決してひとりじゃない
ひとりじゃないのさ




立久恵峡にて

3月29日(火)
今日の出雲市は、春の日差しで気持ちよかった。 久しぶりに立久恵峡に向かう。 先日来た時よりも、「ミヤマカタバミ」の白が目立つ。 「ユキワリイチゲ」の淡い青紫色も素敵だ。 「ヒメオドリコソウ」の赤紫色を眺めていたら、素敵なハーモニーが聞こえてきた。

ヒメオドリコソウ
腰をかがめ、耳を澄ましじっと聞き入る。「ヒメオドリコソウ」の和声トリオだ。

「イチリンソウ」の群生する場所では可愛らしい蕾が準備されている。
イチリンソウ
イチリンソウ(一輪草)
キンポウゲ科


コハコベ
コハコベ(小繁縷)
ナデシコ科
裂開する前の葯が可愛いでしょ。


タチツボスミレ
タチツボスミレ(立坪菫)
スミレ科
「アオイ」、「ナガバ」に次いで咲き出した、「タチツボスミレ」さん。

ツルカノコソウ
ツルカノコソウ(蔓鹿子草)
オミナエシ科
開花しだした、「ツルカノコソウ」。 蕾の模様と開いた花が、「鹿の子模様」を連想させる。

私が草花の撮影に熱中して、あまり動かないものだから、わりに近くまで「キンクロハジロ」さんが、寄ってきた。 潜水をしていたが、何を探していたのかな。(宍道湖なら餌の「ヤマトシジミ」)
キンクロハジロ

キンクロハジロ
三羽仲良く泳いでいたが、
キンクロハジロ

キンクロハジロ

キンクロハジロ

キンクロハジロ
一羽消え、
キンクロハジロ

キンクロハジロ

キンクロハジロ

キンクロハジロ

キンクロハジロ
二羽消え、
キンクロハジロ

キンクロハジロ

キンクロハジロ

キンクロハジロ
そしてみんな、消えてしまった。


そほど。

雨ニモマケズ

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテイル
一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ病気ノコドモアレバ行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニワタシハナリタイ

南無無邊行菩薩
南無上行菩薩
南無多宝如來
南無妙法蓮華経
南無釈迦牟尼佛
南無浄行菩薩
南無安立行菩薩


三瓶北の原では

3月28日(月)
昨日までうっすらと雪が積もっていた北の原も、草原の雪は殆ど消えました。 昼休みにちょこっとお散歩すると、枯れ草の中に綿帽子のようなものが見えますよ。

/

いつのまにやら、「オキナグサ」さんがこんにちは。 寒さを防ぐ綿帽子の可愛いこと。
オキナグサ
オキナグサ(翁草)
キンポウゲ科

4月29日(金・祝)開催の「オキナグサ観察会」が待ち遠しいよ~



林縁では、「ダンコウバイ」さんや「クロモジ」さんの冬芽が膨らんで今にもはしけそう。
ダンコウバイ
ダンコウバイ(壇香梅)
クスノキ科


クロモジ
クロモジ(黒文字)
クスノキ科


もう少したてば、三瓶北の原も花の季節を迎えます。