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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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黄脚毒蛾

もうピークは過ぎたのかわかりませんが、いま三瓶山の周回道路でも北の原キャンプ場でも、ひらひら優雅に舞う白い蛾をよく見かけます。 「キアシドクガ(黄脚毒蛾)」と呼ばれる昼行性の蛾です。 ドクガ科の仲間で名前にも「毒蛾」とついておりますが、毒を持っていないそうです。
食草が「ミズキ」「クマノミズキ」で、三瓶周辺ではよく見られる樹木です。





キアシドクガ(黄脚毒蛾)
ドクガ科


綺麗な羽根を持つ生き物だとは思いませんか?
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姫逃池(ひめのがいけ)の蜻蛉さん

このところの陽気で、「姫逃池(ひめのがいけ)」の「カキツバタ」も見頃を迎えようとしています。

そんな姫逃池に命を繋いでいる蜻蛉さんたちの画像をどうぞ。



ホソミオツネントンボ(細身越年蜻蛉)
アオイトトンボ科

姫逃池に生息する蜻蛉さんのなかで、早春から姿を見せる方です。 名前にあるように成虫の姿で年を越すので、春暖かくなるとすぐ、姫逃池に近くの林内からやってきます。 画像は何かを食しておいでです。





オオイトトンボ(大糸蜻蛉)
イトトンボ科

とても鮮やかな青色が目立つ、糸蜻蛉さんです。 「ハナニガナ(花苦菜)」さんの蕾につかまって休憩中を失礼。





ヨツボシトンボ(四つ星蜻蛉)
トンボ科

上空を通過する何かを目で追っていたのでしょうか? 縄張り内のお気に入りの場所で、小休止。

ハルゼミ

5月30日(水)

暑くも寒くもなかったお昼の北の原。 ハルゼミの鳴き声に誘われて、アカマツのそばへ寄ってみました。



一心に鳴いているハルゼミを見つけました。



もう少し寄ってみましょう。 樹皮の色合いに似ていて見つけられにくくなってますね。



移動してくださったので、見やすい位置からパシャリ。


いま、三瓶北の原はハルゼミの大合唱に包まれています。

仕事を拝見

北の原キャンプ場内の植物を撮影中に、一生懸命仕事をしている方々も写して差し上げました。 見事な仕事っぷりですよ。


馬酔木の花にてお仕事中の『トラマルハナバチ』




ヤマヤナギの花にてお仕事中の『ニホンミツバチ』

食事の邪魔をすると

10月11日(火)
クラフトの材料として利用するため、ドングリを拾いに宍道町の森林公園に行った。 此処にはブナ科の樹が何種類か植えられていて、此処で集める事が出来る堅果は、「マテバシイ」「スダジイ」「シラカシ」「ウラジロガシ」「コナラ」「クヌギ」である。 まだ、樫類の堅果は落ちていないが、「スダジイ」はたくさん落ちていて、拾っていると頭上から降ってくる。 炒って食べると美味しいので夢中で拾ったが、いったい一本の樹に何個実らせるのか?

ふと脇を見ると、道の上で食事中の「コカマキリ」を見つけた。

コカマキリ

お腹が大きい産卵前の雌だ。道理で一心不乱で餌物に貪りついている。 もっとアップで撮影しようと、にじり寄ったら・・・・・
コカマキリ
 「邪魔するでねぇ」 

ちょっこ、のいてごいた!

こないだ、北の原を散歩しちょったら、薊の花に蝶が2頭さばっちょった。 一つは「ツマグロヒョウモン」で、もう方っぽは「ジャノメチョウ」だった。 ように傍に寄ーまで、仲良んしちょったども、「ツマグロヒョウモン」が「ジャノメチョウ」を追い払ったやなすこ。
ちょっこ、のいてごいた!

そほど。

ハイイロチョッキリ

今の季節、山道を歩くとよくドングリがついた枝が落ちているのを見かけます。 ま、山道でなくても「コナラ」や「クヌギ」があれば、その木の下を見てみましょう。 
北の原キャンプ場でも、たくさん枝が落ちています。 現在確認したものは、「クヌギ」「コナラ」「ミズナラ」の枝です。


クヌギ
クヌギ

コナラ
コナラ

ミズナラ
ミズナラ

どの枝も綺麗な切り口をしています。 何者がこんな事をするのか、ずっと姿を捜し求めていたのですが、先日キャンプ場内の「クヌギ」の木の下を歩いていたら、目の前に葉っぱとドングリのついた「クヌギ」の枝先が落ちてきたのです。 その枝を拾おうと手を伸ばしたら、小さいゾウムシのような昆虫が直ぐ脇に歩いていました。
捕まえて「クヌギ」のドングリに乗っけて写真を撮っている最中にどこかへ飛んでいきました。 サヒメルの学芸員さんに聞くと「ハイイロチョッキリ」という甲虫で、「クヌギ」や「コナラ」の未成熟なドングリに長い口吻で穴を開けそこへ卵を産みつけ、枝ごと切り落とすと云う事です。

ハイイロチョッキリ

ハイイロチョッキリ
ハイイロチョッキリ

アブラゼミ羽化

先月の28日に撮影した画像ですが、ようやく編集が出来たのでアップします。 しかし、見づらいと思います。 ご容赦のほどを。

7月28日(木)
今日は、北の原キャンプ場で管理人として、セントラルロッジに泊まる日だ。 
夜に場内の巡回を2度行うのだが、その2度目のとき、炊事棟で「アブラゼミ」の幼虫が羽化を始めているのに遭遇。 カメラを取りに急いでロッジに戻り、撮影を開始。



23:26
23時26分

23:28
23時28分

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23時29分

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23時34分

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23時37分

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23時40分

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23時44分

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23時52分

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23時55分

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7月29日0時7分

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う~ん、もう少しだ。

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0時10分  抜けたー

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0時19分

初めて蝉の羽化を見ることが出来、大感激。 茶色に色づくところまで見たかったが、これ以上邪魔するのも気の毒だし、少々疲れたので撮影終了。 

ハグロトンボ

7月30日(土)
夕方になって、幾分涼しく感じるようになってから、庭の草むしりをしていたら、目の前にひらひらと飛んできて「ドウダンツツジ」の枝先に停まるものがいる。

ハグロトンボ
ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)
カワトンボ科

「ハグロトンボ」だ。 枝先で優雅に翅を開けたり閉じたりしているが、時折、さっと飛び立っては、蚊を捕まえて枝先にもどって、口を動かしている。やはり、肉食昆虫だ。

ところで、草むしりはというと、こんなふうに撮影をしているものだから、ちっともはかどっていないのであった。

姫逃池のトンボ

三瓶山北の原の姫逃池では、ようやくカキツバタが開花しだしてきて、カキツバタ祭りに間に合ったようです。
まだ、カキツバタは撮影していませんが、活動を始めだしたトンボたちの画像です。



アジアイトトンボ
アジアイトトンボ ♀ 幼(亜細亜糸蜻蛉)
イトトンボ科



アジアイトトンボ
アジアイトトンボ ♂ (亜細亜糸蜻蛉)
イトトンボ科



ホソミオツネントンボ

ホソミオツネントンボ

ホソミオツネントンボ
ホソミオツネントンボ ♂ (細身越年蜻蛉)
アオイトトンボ科

ホソミオツネントンボ
連結産卵中のホソミオツネントンボ
        
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