忍者ブログ

web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

立久惠峡の花々

令和2年3月1日(日)

川本町のイズモコバイモを見てから、出雲市の立久惠峡に立ち寄った。 お目当てはユキワリイチゲである。


タチツボスミレ(立坪菫)



ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)



ミヤマカタバミ(深山片喰)







スズシロソウ(蘿蔔草)




























ユキワリイチゲ(雪割一華)




PR

川本町のイズモコバイモ自生地

令和2年3月1日(日)

川本町内のイズモコバイモ自生地に於いて、「イズモコバイモ祭り」が始まった。毎年3月中開催となり、開催期間中には、サヒメル(三瓶自然館)から学芸員を招いて観察会も催される。しかし、今年は、コロナウイルスの影響で、例年通りには開催されないようだ。

今年は降雪も少なく、温暖な冬であったことから、開花状況は例年より早いとのこと。





















イズモコバイモ(出雲小貝母)

実生から花を咲かすまで5~6年かかります。花をつける株は葉が5枚ついています。上の画像でも5枚の葉っぱが確認できます。花を咲かせた株の右隣の葉っぱも、イズモコバイモの葉っぱですが、この株はまだ花を咲かせるほど成長していないので1枚です。


花を咲かせるイズモコバイモはこんな形で地上に現れます。5枚の葉っぱがたたまれた状態です。

やがて葉っぱが開いていき、中から蕾が姿を見せます。

葉っぱで大事な蕾を包んで地中から出てくるんですね。




すごく可愛らしい。emoji




春の陽光を浴びて思いっきり背伸びしているかのようです。




セツブンソウ

令和2年2月23日(日)

今年も広島県庄原市の総領町から、「春の妖精」が開花していますよとの便りが届いた。天気も良さそうなので、2時間半ほどのドライブで妖精に逢いに向かった。

群れて咲いていると遠目では雪がうっすら積もっているようにも見える。














セツブンソウ(節分草)


今年も良い花旅が出来ますように。



三瓶山麓の花々 令和元年 8

すっかり、朝晩が涼しくなって、秋の深まりを感じているけふこの頃、
この時期の花を探して、三瓶周辺をぶらりぶらり、「花徘徊」。





アキチョウジ(秋丁字)





ツリフネソウ(釣舟草)







キツリフネ(黄釣舟)







オタカラコウ(雄宝香)





カナムグラ(鉄葎)





マツカゼソウ(松風草)









クロバナヒキオコシ(黒花引起し)







カワミドリ(河碧)






ミゾソバ(溝蕎麦)





ナガミノツルケマン(長実の蔓華鬘)






サンベサワアザミ(三瓶沢薊)

一番逢いたかったのは「サンベサワアザミ」でした。
何年振りか忘れたぐらい、久方ぶりの出逢いをゆっくり楽しんだ。









三瓶山麓の花々 令和元年 7



二輪寄り添って
力を合わせれば



沢山
虫たち来るかなぁ

紅花
白花
「ゲンノショウコ(現の証拠)」








山でうまいは「オケラ」に「トトキ」・・・・・
画像は「トトキ」= ツリガネニンジン
山菜として利用するのは
若葉と根



三瓶山麓の花々 令和元年 6



時は今 ここぞとばかりに 開き始めた 格納庫
虫の呼び込み準備万端 「キツネノカミソリ(狐の剃刀)」








 
古来より 愛でられし花 数あれど
撫でたくなるのは「カワラナデシコ(河原撫子)」

赤名湿地にて



雨が降ったり止んだり
雨具を着けて
木道を行く
久方ぶりに出逢ったのは
「ヌマトラノオ(沼虎の尾)」
相変わらず素敵だね




三瓶山麓の花々 令和元年 5 

 

ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)

このユニークな花姿
この花は両性花
同花受粉を避けるため
雄蕊が先に熟します。
雌蕊は先が二股で
雄蕊は先が円盤状
この画像いずれも
雄蕊が下にある
ポリネーター(送粉者)に
花粉を付けるため

三瓶山麓の花々 令和元年 3

6月29日




三瓶山北の原キャンプ場内に
ウツボグサ(靱草)咲く
少しだけ花色淡く咲きたるを
見つけて思わずレンズを向けた






北の原の草原に
咲き出した
ユウスゲ(夕菅)
きれいな檸檬色を切り取るのは難しいよ