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「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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三瓶北の原 花便り 26

6月21日(日)

小雨が降ったり止んだりの一日でした。






ノアザミ(野薊)
キク科






ムラサキツメクサ(紫詰草)
マメ科






ヤマアジサイ(山紫陽花)
ユキノシタ科






イワガラミ(岩絡み)
ユキノシタ科







ナツツバキ(夏椿、沙羅)
ツバキ科



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三瓶北の原 花便り 25

6月11日(木)

風が強い一日でした。 植物撮影には厳しい条件ですね。 ま、わざとスローシャッターで風を感じさせる撮影手法もありますが・・・・・。








ササユリ(笹百合)
ユリ科

いままで、花を見かけなかった場所にも成長して花開いた株がありました。(上)
下の画像は栄養状態が良かったのか、一株に二輪花をつけています。








イチヤクソウ(一薬草)
イチヤクソウ科

北の原キャンプ場内では初めて確認しました。 いろいろな効能があるらしく「一番の薬草である」というのが由来だそうです。



三瓶北の原 花便り 24

6月10日(水)

昨日と今日撮影した画像になります。





ネジキ(捩木)
ツツジ科

白い小さな花が、たくさん咲いています。 周りには甘い香りが漂います。 さて誰を誘っているのかな。






ハイイヌツゲ(這犬柘植)
モチノキ科

これまた、小さい黄白色の花がたくさん咲きますね。 北の原キャンプ場内にはたくさんこの方がいらっしゃいます。








ササユリ(笹百合)
ユリ科

北の原キャンプ場にて撮影。 此処では白い花被片のものと淡紅色のものが見られます。










ウメガサソウ(梅笠草)
イチヤクソウ科

たくさん咲いていたので、夢中で撮影しました。同じ個体の画像はUPしていないと思いますが・・・・・(^_^;)


三瓶北の原 花便り 23

6月4日(木)




ウツギ(空木)
ユキノシタ科

「卯月」ですね。 いま、三瓶北の原では、ウツギが花盛り。

♪ 卯(う)の花の匂う垣根に時鳥(ほととぎす)

早も来鳴きて忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ  ♪

卯の花=ウツギの花はそれほど匂いませんけどね。





コアジサイ(小紫陽花)
ユキノシタ科

北の原キャンプ場内で撮影しました。 男三瓶の登山道沿いでも見ることができますが、さて咲きだしているでしょうか?






スイカズラ(吸い葛)
スイカズラ科

この花が咲くと、甘い良いかほりが漂ひまする。 昼よりも夜の方がかほりが強く出るそうです。 夜行性の蛾を誘うためだそうです。



三瓶北の原 花便り 22

5月26日(木)

暑いです。 高原の三瓶北の原でも暑いです。 撮影で歩き回るのも早朝でないと辛くなるかもしれません。 
今のところ午前8:00~8:30位の間で花徘徊しています。







ツルアジサイ(蔓紫陽花)
ユキノシタ科

毎年、見事なツルアジサイツリーに魅せられます。 北の原キャンプ場内にて。





アオハダ(青膚)
モチノキ科

花はいたって目立ちません。 しかし黄葉と赤い果実は見事です。 雌雄異株です。






エゴノキ
エゴノキ科

いまや、満開を迎えたエゴノキ、 傍に行くと独特のにほひがいたしまする。 思い切りかずむと咳き込むかも。






タンナサワフタギ(耽羅沢蓋木)
ハイノキ科

綿毛の塊のように見える花です。 甲虫の仲間が好んで花にやってきます。





ガマズミ(莢蒾)
スイカズラ科

ようやく花が咲きました。 葉っぱは虫によく食べられるので、花・葉とも無傷?なものを探すのは大変です。





コナスビ(小茄子)
サクラソウ科

そう云えば、花はよく撮影したりして見ていますが、可愛らしい茄子のような果実を見たことがありませんねぇ。(^_^;)





ミミナグサ(耳菜草)
ナデシコ科

花言葉は「純真」「無邪気」「可憐な」など。 愛らしい姿から、名づけられたのでしょうか?





アマドコロ(甘野老)
ユリ科

今年も摘み取りを免れたアマドコロが花を咲かせだしました。 もちろん、撮影地は国立公園内ですので、採取出来ませぬ。





シロツメクサ(白詰草)
マメ科

この方を見つけると、よく四葉のものを探したりしますが、

『岩手県花巻市の農業小原繁男さんが昨年5月、自宅の畑で見つけた56葉のクローバーが、ギネス世界記録に認定されたことが20日、分かった。これまでの記録は小原さんが持っていた18葉。』

すごいですね。

三瓶北の原 花便り 21

5月25日(月)

本日UPする画像は、申し訳ありませんが5~6日前に撮影したものであります。 撮影は毎日でも出来ますが、画像をカメラからPCに転送して使えるものを選んだり、ファイルサイズを調整したりするのに手間がかかり、記事にしようとする頃には睡魔が襲うという・・・・・すみません、聞き苦しい言い訳でした。




ブタナ(豚菜)
キク科

草原に群れて咲いていると綺麗ですが、外来植物(要注意外来生物)なので、これ以上の繁茂は防がなければなりません。 日本に移入したのは穀物飼料に混入していたもので、いまやほぼ全国で見られるようになっています。





カタバミ(片喰、傍食、酢漿草)
カタバミ科

マメ科のある植物の葉っぱのように、睡眠運動と呼ばれる動きをします。 夜になると葉っぱをたたむように閉じたり、強い日差しを受けると葉を閉じたりします。





タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)
ゴマノハグサ科

小っちゃくても、きれいな青色の花です。 オオイヌノフグリと同時期に日本に入ってきた帰化植物。






マユミ(真弓)
ニシキギ科

秋の果実に比べれば、なんと地味な色合いの花でしょうか。  でも葯の赤色がピリッと効いていて素敵です。





ヤマボウシ(山法師)
ミズキ科
花弁のように見える苞が白く目立っています。 まだ中心の花たちは蕾です。







ナツハゼ(夏櫨)
ツツジ科

出雲地方では「おすのふたい(うしのひたい)牛の額」と呼ばれています。 果実は生食出来ますが、果実酒に利用するのもいいですね。



三瓶北の原 花便り 20

5月20日(水)

男三瓶山の麓にある「姫逃池(ひめのがいけ)」に咲く「カキツバタ」が見頃を迎えております。








カキツバタ(杜若)
アヤメ科

上品な青紫色が素敵です。 白い花被片のものも見られます。








オキナグサ(翁草)
キンポウゲ科

種子に付いている冠毛が白く目立つようになってきて、由来の翁の白髪頭が草原に点々と見られます。





匹見峡へ行ってきました

5月19日(火)

けふは休日、しかも天気が良い、ということで遠出をしました。 どこまで行ったかというと匹見町までです。 ただ、出かけるのが遅かったので目的の花まではたどり着けませんでした。

奥匹見峡で「ホンシャクナゲ」を見る予定でしたが、到着時刻が遅く少しだけ渓流沿いを歩いて引き返した為、逢えずじまいでした。 





ホクリクタツナミソウ(北陸立浪草)
シソ科





タニギキョウ(谷桔梗)
キキョウ科





ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
ゴマノハグサ科





ミズタビラコ(水田平子)
ムラサキ科





ヒメレンゲ(姫蓮華)
ベンケイソウ科





ハスノハイチゴ(蓮の葉苺)
バラ科






ヤブデマリ(藪手鞠 )
スイカズラ科





以下の画像は道中で撮影したものです。




ズミ(酸実、桷)
バラ科





トチノキ(栃の木)
トチノキ科





三瓶北の原 花便り 19

5月13日(水)

台風から変わった低気圧の影響か風が強い一日でした。 また、気温も高かったですね。









クルマバソウ(車葉草)
アカネ科

北の原自然林の林床で咲きだしていました。 この花も好きです。 先日、UPした「クルマムグラ(車葎)」とよく似ています。 こちら「クルマバソウ(車葉草)」の花はクルマムグラの花より、花冠下部が漏斗状に発達しています。 葉の表面に光沢があります。  
下に、すぐ近くで咲いていたクルマムグラの画像もUPしましょう。


クルマムグラ(車葎)
アカネ科






ホウチャクソウ(宝鐸草)
ユリ科

有毒植物であります。 芽出しのころは「アマドコロ」「ナルコユリ」(どちらも山菜として利用される)に似ているので注意が必要です。





ニガナ(苦菜)
キク科

茎が細いうえに、たくさんの蕾をつけているものですから、少しの風でもゆらゆら。 ピントを合わせるのに苦労します。 葉っぱを少しちぎって、噛んでみたらやっぱり苦味がありますた。






ハナイカダ(花筏)
ミズキ科

奥出雲のある地域では「ママコナ」と呼んでいます。 若芽が食べられることからそのようになったと伝え聞いております。 





ゴマギ(胡麻木)
スイカズラ科

葉っぱを揉んでかずむと、ごま油のようなにほひがいたしまする。 人によっては悪臭と感じるかも知れません。





タニウツギ(谷空木)
スイカズラ科

田植えの時期に花が咲くことから、奥出雲のとある地域では「早乙女花(さおとめばな)」と呼ばれています。





ヤマツツジ(山躑躅)
ツツジ科

この花は食することが出来るそうです。 そういえば以前この花を使ったジャムを頂いたことがありました。 綺麗な色のジャムでした。 味はもう忘れました。(^^ゞ




コウライテンナンショウ

5月11日(月)

昨日、画像だけ撮影して確認を怠っていた「コウライテンナンショウ」を今朝もう一度見に行って雄株であることを確認しました。




上の画像で、 仏炎苞の一部に穴のような隙間が見えますが、この隙間は雄株のみに見られるものです。 コウライテンナンショウは株が未成熟(小さい)ときは雄株として生き、十分成熟して(果実を稔らせることが出来る程)個体が大きくなったら雌株として生きるのです。
つまり個体が蓄えている栄養状態によって無性期⇔雄⇔雌に性転換する植物です。