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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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伯耆富士

1月8日(日)
今日の日中は天気が良く、気持ちよかったですね。私は広瀬の方面に用事があり、出掛けたのですが、道中、大山が綺麗に見えたので、米子まで脚を延ばし眺めてきました。「いつかは、冬の大山に登るぞ」と心の中で叫びながら。
伯耆富士
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野良仕事をしていたら

11月22日(火)
終日穏やかな一日でした。 庭の草抜きや、花木の苗を植えつけたりしていたら、頭上でなにやら飛んできた気配、見上げると「モズ」が電線にとまってこちらの様子を伺っていました。

モズ
モズ(百舌)
スズメ目モズ科



頭上だけでなく、すぐ脇でも羽音が聞こえたので振り向くと、「アキアカネ」でした。
アキアカネ
今まで、隣の田んぼで羽化の確認はしていたのですが、この時期に確認したのは初めてでした(自宅の周辺では)。 初夏に隣の田んぼで羽化した個体が繁殖のために戻ってきていたのなら嬉しいな。

アズキナシ

アズキナシ
アズキナシ(小豆梨)
バラ科

いま、サヒメルの前の「アズキナシ」の実が、美味しそうに色づいている。
どんな鳥がいつ食べにやってくるのかな? 鳥が食べる頃に食べたら美味しいのかな? 実の中に種子はいくつ入っているのかな?

菫の種子を探しに

11月8日(火)
今、我が家の庭で、「アリアケスミレ」と「コスミレ」がせっせと閉鎖花をつけては自家受粉した種子を弾き飛ばしている。 ほとんど毎日のように2~3個、閉鎖花が裂開して種子をばら撒いている。 元はといえばこの菫たちは種子を持ち帰って鉢の中へ蒔いておいたものだ。 
そこで、菫の種子が手に入るだろうと思い出掛けた。 今回は「ヒメスミレ」の種子が目当てである。

ヒメスミレ
春に花を撮影した場所に行くと「ヒメスミレ」の閉鎖花がたくさん見つかった。 画像のように先っぽを上に向けているのは種子が熟してきて弾き飛ばされるのは時間の問題になったもの。 まだうつむいているのも、たくさんあった。 そんななか、このところの陽気のせいか返り咲きしている「ヒメスミレ」が数株あった。
ヒメスミレ
ヒメスミレ(姫菫)
スミレ科

開放花と閉鎖花

信号機

北の原キャンプ場にて、「ウラジロノキ」の果実が色づいていたので撮影した。 撮影時にはぜんぜん思わなかったのだが、PCに取り込んでチェックしていたら、
ウラジロノキ
ウラジロノキ(裏白の木)
バラ科
果実の赤、黄、葉っぱの緑という信号機の配列になっている事に気づいた。
そほど

フォローアップ研修会

10月30日(日)
斐川環境学習館(アース館)に於いて、自然観察指導員のフォローアップ研修会が行われた。 内容は植物の種子散布の方法について学ぶものだった。 まず、講師のS君が数種類の種子を参加者に配り、その種子がどのようにして散布されるのか、分ける事から始まった。 風により散布されるもの、動物に引っ付いて散布されるもの、動物の採食行動をうまく利用して散布されるもの、蟻により散布されるもの、自力で散布されるものといった具合に分けて、個々の種をじっくり観察した。
昼食をはさんで午後からは、近くの三本松公園に移動し色々な植物の種や果実を探して歩き回った。



いざ、出発



これはね・・・・・


クサギの実
クサギ(臭木)
クマツヅラ科


ノササゲ
ノササゲ(野大角豆)
マメ科


ヒヨドリバナ
ヒヨドリバナ(鵯花)
キク科

居候蜘蛛

シロガネイソウロウグモ
上の画像のモデルは「シロガネイソウロウグモ」と呼ばれる「ヒメグモ科」に属する蜘蛛です。 先日、サヒメルの回廊を「Oさん」と歩いていたさいに教えていただきました。漢字で書くと「白銀居候蜘蛛」となります。「白銀」とは上の画像では分かりにくいかもしれませんが、銀色のお腹が目立っていますので。では「居候」とは?
ジョロウグモ
実は「ジョロウグモ」の巣網に「居候」?しているんです。
シロガネイソウロウグモ
「ジョロウグモ」の食べ残しや「ジョロウグモ」が見向きもしない小さい獲物を食べて生きているそうです。体の大きさ2~4mm程なので、「ジョロウグモ」も気にかけていないようです。日本には数種類の「居候蜘蛛」がいるそうです。「シロガネイソウロウグモ」はおもに「ジョロウグモ」の巣に入るということです。小さい体では広くて大きな巣網はかけられませんよね。それで、体の大きな蜘蛛が張った網をちゃっかり利用して、生命をつなぎ、子作りもします。
これが、「シロガネイソウロウグモ」の卵嚢です。「ジョロウグモ」の巣網の片隅にぶら下がっています。
シロガネイソウロウグモ

蜘蛛に間借りする?蜘蛛がいたなんて

食事の邪魔をすると

10月11日(火)
クラフトの材料として利用するため、ドングリを拾いに宍道町の森林公園に行った。 此処にはブナ科の樹が何種類か植えられていて、此処で集める事が出来る堅果は、「マテバシイ」「スダジイ」「シラカシ」「ウラジロガシ」「コナラ」「クヌギ」である。 まだ、樫類の堅果は落ちていないが、「スダジイ」はたくさん落ちていて、拾っていると頭上から降ってくる。 炒って食べると美味しいので夢中で拾ったが、いったい一本の樹に何個実らせるのか?

ふと脇を見ると、道の上で食事中の「コカマキリ」を見つけた。

コカマキリ

お腹が大きい産卵前の雌だ。道理で一心不乱で餌物に貪りついている。 もっとアップで撮影しようと、にじり寄ったら・・・・・
コカマキリ
 「邪魔するでねぇ」 

北の原キャンプ場では

10月10日(月・祝)
宿直明けに、キャンプ場内で撮影した植物達の表情です。



アキグミ
アキグミ(秋茱萸)
グミ科

少しだけど、甘みを感じるようになりました。



ガマズミ
ガマズミ(莢迷)
スイカズラ科

まんだ酸っぱいずね。



アオハダ
アオハダ(青膚)
モチノキ科




ゴンズイ
ゴンズイ(権萃)
ミツバウツギ科




クマノミズキ
クマノミズキ(熊野水木)
ミズキ科




クマシデ
クマシデ(熊四手)
カバノキ科




イヌシデ
イヌシデ(犬四手)
カバノキ科




イヌタデ
イヌタデ(犬蓼)
タデ科




キンエノコロ
キンエノコロ(金狗尾)
イネ科




ヤマノイモ
ヤマノイモ(山芋)
ヤマノイモ科




アオツヅラフジ
アオツヅラフジ(青葛藤)
ツヅラフジ科




タンナサワフタギ
タンナサワフタギ(耽羅沢蓋木)
ハイノキ科




ノグルミ
ノグルミ(野胡桃)
クルミ科




コナラ
コナラ(小楢)
ブナ科




クヌギ
クヌギ(椚、櫟)
ブナ科




ミツバアケビ
ミツバアケビ(三葉木通)
アケビ科




実りの秋ですね。
そほど。