201110/08 今朝の北の原では 植物 0 10月8日(土)朝晩よく冷え込むようになった三瓶北の原。草原の植物達が朝露をまとって輝いています。 昨日の観察会の際に今年最初の「ウメバチソウ」にお目にかかりまして、その方を撮影しようと仕事前のお散歩ツアーです。ウメバチソウ(梅鉢草)ユキノシタ科「マツムシソウ」も、キラキラでした。マツムシソウ(松虫草)マツムシソウ科 PR
201109/29 名前に山とつくもの 植物 0 シラヤマギク(白山菊)キク科若芽は食用になるそうで、「ヨメナ(嫁菜)」に対して「ムコナ(婿菜)と呼ばれます。でも、「ヨメナ」ほど美味しくないそうです。ヤマハッカ(山薄荷)シソ科サヒメルのNさんによると、花の頃には、あまり匂いがせず、実を結ぶ頃に僅かに匂うそうです。かずんでみませう。ヤマボウシ(山法師)ミズキ科もう充分食べごろサインに色づいた「ヤマボウシ」の実。 小さい花をたくさんつけるのに、果実(集合果)の中には核(種)が1~5個が普通だそうです。確かに果実表面の柱頭痕の数に比べ、出てくる種子は少ないのだ。ヤマコウバシ(山香ばし)クスノキ科サヒメルの前の「ヤマコウバシ」が実を結んでいた。 雌雄異株で日本に雄株はないのだけれど、雌株だけで果実をつけ種子を形成する事ができるのだ。植物が受粉や受精をしないで種子のない果実を作ることはよく知られている現象(単為結果)でトマト、ナス、ミカンなどの果実栽培では単為結果性の品種が栽培されている。日本のヤマコウバシはどのようにして受粉しないで種子を持つ果実を生らせる性質を獲得したのか、何故雄株は日本に自生しないのか、興味の尽きない気になる木だ。
201109/28 庭の住人 観察スポット 0 草むしりの合間に、いや、撮影の合間の草むしり中に・・・・・とにかく写したわが庭の住人の表情です。コナスビ(小茄子)サクラソウ科ミズヒキ(水引)タデ科ギンミズヒキ(銀水引)タデ科スズメノヒエ(雀の稗)イネ科
201109/23 北の原では 観察スポット 0 この度の、台風により被災された皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。久しぶりに好天気となった、三瓶北の原。早出して仕事前に、散策しました。「マツムシソウ」にて吸蜜あそばす「ウラギンヒョウモン」。 ご満悦のようであったが、私が近づきすぎたのがお気に召さなかったらしく、ぷいっと飛んでいかれた。ツリガネニンジン(釣鐘人参)キキョウ科姫逃池の周辺では、これから見頃になる「タデ科」の方々がいらっしゃいます。ミゾソバ(溝蕎麦)タデ科ヤノネグサ(矢の根草)タデ科アキノウナギツカミ(秋の鰻攫)タデ科
201109/19 ヒメミカンソウ 植物 0 先日、三瓶北の原で観察会を行った折に、参加者の一人が見つけた小さな草花。 私は初めてお目にかかる草花でした。ヒメミカンソウ(姫蜜柑草)トウダイグサ科同じ「トウダイグサ科」の「コミカンソウ」(まだ見たことがない)に似て、それより優しげな感じから「ヒメミカンソウ」となりました。 名前の由来の蜜柑のような可愛い果実が印象に残ります。尚、この方も「ネムノキ」の葉っぱのように、夕方になると葉っぱを閉じてしまわれます。(睡眠運動)
201109/14 ちょっこ、のいてごいた! 昆虫 0 こないだ、北の原を散歩しちょったら、薊の花に蝶が2頭さばっちょった。 一つは「ツマグロヒョウモン」で、もう方っぽは「ジャノメチョウ」だった。 ように傍に寄ーまで、仲良んしちょったども、「ツマグロヒョウモン」が「ジャノメチョウ」を追い払ったやなすこ。そほど。
201109/06 三瓶北の原では 植物 0 サヒメル周辺で撮影した植物達の表情です。ヌルデ(白膠木)ウルシ科子房が膨らみだし、色がついてきています。 雌雄異株なので雌株という事になります。 虫こぶも出来ていました。ノブドウ(野葡萄)この時期とてもカラフルな果実をつけるので、とても目立ちますが、「ブドウタマバエ」や「ブドウトガリバチ」の幼虫が寄生したためにこのような色になってしまいます。正常な果実は少ないとのことです。ツクシハギ(筑紫萩)マメ科日本固有種で、西日本に多いそうです。マツムシソウ(松虫草)マツムシソウ科咲き出しました。摘まずおく 松虫草は 野の花よ稲畑汀子ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑)ユリ科もう、雄から雌に転換しましたね。 この方は「雄性先熟」ですよ。
201109/02 ハイイロチョッキリ 昆虫 0 今の季節、山道を歩くとよくドングリがついた枝が落ちているのを見かけます。 ま、山道でなくても「コナラ」や「クヌギ」があれば、その木の下を見てみましょう。 北の原キャンプ場でも、たくさん枝が落ちています。 現在確認したものは、「クヌギ」「コナラ」「ミズナラ」の枝です。クヌギコナラミズナラどの枝も綺麗な切り口をしています。 何者がこんな事をするのか、ずっと姿を捜し求めていたのですが、先日キャンプ場内の「クヌギ」の木の下を歩いていたら、目の前に葉っぱとドングリのついた「クヌギ」の枝先が落ちてきたのです。 その枝を拾おうと手を伸ばしたら、小さいゾウムシのような昆虫が直ぐ脇に歩いていました。捕まえて「クヌギ」のドングリに乗っけて写真を撮っている最中にどこかへ飛んでいきました。 サヒメルの学芸員さんに聞くと「ハイイロチョッキリ」という甲虫で、「クヌギ」や「コナラ」の未成熟なドングリに長い口吻で穴を開けそこへ卵を産みつけ、枝ごと切り落とすと云う事です。ハイイロチョッキリ
201108/29 アブラゼミ羽化 昆虫 0 先月の28日に撮影した画像ですが、ようやく編集が出来たのでアップします。 しかし、見づらいと思います。 ご容赦のほどを。7月28日(木)今日は、北の原キャンプ場で管理人として、セントラルロッジに泊まる日だ。 夜に場内の巡回を2度行うのだが、その2度目のとき、炊事棟で「アブラゼミ」の幼虫が羽化を始めているのに遭遇。 カメラを取りに急いでロッジに戻り、撮影を開始。23時26分23時28分23時29分23時34分23時37分23時40分23時44分23時52分23時55分7月29日0時7分0時9分う~ん、もう少しだ。0時10分 抜けたー0時11分0時14分0時16分0時19分初めて蝉の羽化を見ることが出来、大感激。 茶色に色づくところまで見たかったが、これ以上邪魔するのも気の毒だし、少々疲れたので撮影終了。
201108/19 三瓶北の原では 観察スポット 0 8月19日(金)今日は久しぶりに出雲も涼しかったので、こうしてブログの更新が出来る状況です。さて、久しぶりに、雨上がりの9時過ぎの三瓶北の原で、草花と蜻蛉を撮影しました。まずは、草原に咲く花から。ノアズキ(野小豆)マメ科葉っぱのつき方が「クズ(葛)」に似ていることから「ヒメクズ」の別名があります。ゲンノショウコ(現の証拠)フウロソウ科キンミズヒキ(金水引)バラ科お次は、姫逃池の周りで撮影した草花。ツユクサ(露草)ツユクサ科昔から身近でありふれた草花で、親しまれてきた「ツユクサ」。ちなみに、「植物和漢異名辞林」という書物には、37もの別名が載っているとのことです。エゾシロネ(蝦夷白根)シソ科コバナエゾミソハギ(小花蝦夷禊萩)ミソハギ科お次は、蜻蛉さん。ナツアカネ♀(夏茜)トンボ科アカネ属ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)トンボ科アカネ属チョウトンボ(蝶蜻蛉)トンボ科チョウトンボ属