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web おとしぶみ

「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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家の周りで

10月4日(月)
我が家のまわりで撮影した草花の画像です。


イヌコウジュ
イヌコウジュ(犬香需)
シソ科
駐車スペースで撮影。 シソ科だけあって葉っぱを揉むと良い(意見には個人差があります)香りがします。 開花期(今頃)に抜き取って洗い陰干しして、乾燥させ浴湯料として用いる事が出来るそうです。(腰痛用)


ゲンノショウコ

ゲンノショウコ
ゲンノショウコ(現の証拠)
フウロソウ科
紅花、白花とも庭で撮影。 10年以上も前、某所から2~3株持ち帰って植えたのだが、現在では、庭のいたるところに勢力拡大している。


キツネノマゴ
キツネノマゴ(狐の孫)
キツネノマゴ科
この方は植えた覚えはない。いつから庭に侵入したかも記憶していない。だが、もうりっぱな、わが庭の住人である。


ミズヒキ
ミズヒキ(水引)
タデ科
茶花として、わが庭に植えられたものらしい。が、増えすぎて「侘び、寂び」どころではない。


イボクサ
イボクサ(疣草)
ツユクサ科
家の東隣の田んぼで撮影。実に愛らしい花をつけるが、農家にとっては水田雑草として嫌われている。 イボクサの名前は「疣取り草」を語源とし、その汁を付けると疣(イボ)が取れると言われるが、実際に効果があるかは不明である。
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北の原にて 5

10月1日(金)
今日も、昼飯たばこの北の原はぬくてあばかんだったとまっしゃい。そーでもカメラ片手にほっつきまわる、あんぽんたんがおったとまっしゃい。 そのもんが写しちょった画像は、


トノサマバッタ
トノサマバッタ(殿様飛蝗)
バッタ目バッタ科
体色および模様が、周りの環境によく溶け込んでいるなと感心します。
トノサマバッタ
「近うまいれ」、「ははっ、ご尊顔を拝し恐悦至極にござりまする」



「サワヒヨドリ」さんが運営するレストランでお食事中の「ベニシジミ」さんです。あっちのテーブル、こっちのテーブルと忙しそうに飛び移っていらっしゃいました。(同一の個体です)
ベニシジミ

ベニシジミ

姫逃池の周りで 2

9月30日(木)
今日のお昼の北の原は、少し日差しがきつかったのですが、風があったので、木陰に入れば気持ちよかったです。 姫逃池の蜻蛉達を撮影しようと、ほたほた歩いていると体がほてってしまいました。


ノシメトンボ
ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)
トンボ科アカネ属
先日は「ナツアカネ」さん、今日は「ノシメトンボ」さんの連結産卵が見られました。風に煽られながらも一生懸命、命を繋ぐ姿にエールを送りながらシャッターを切りました。

姫逃池の周りで

9月27日(月)
北の原で植物の撮影をしたときに、姫逃池の周りで出逢った虫さんたちです。


キトンボ
キトンボ(黄蜻蛉)
トンボ科アカネ属
キトンボ
姫逃池の周りの木道の上で日光浴をしている「キトンボ」さんです。私はたぶん初めて実物を見たのかな?羽がオレンジ色に染まっていてとても綺麗だなと思いました。


コバネイナゴ
コバネイナゴ(小翅稲子)
バッタ目イナゴ科
木道の一部に格子状に隙間が設けてあるのですが、そこの隙間に隠れて?おいででした。 イネ科の植物を好んで食べるので水田の周りにふつうに見ることが出来ます。また、多湿の草地にもみられます。姫逃池の周りもイネ科の植物は豊富だから、ぼんぼん飛んでます。 佃煮の原料にもなります。


ナツアカネ
ナツアカネ(夏茜)
トンボ科アカネ属
交尾中の「ナツアカネ」さんです。 このお二方の撮影中、周りには連結産卵するカップルが何組か見られました。
ナツアカネ
雌の腹部の先っぽに白く見えるのが卵です。 卵を産み落とした瞬間です。

三瓶山麓の花々 16

9月27日(月)

キンエノコロ
キンエノコロ(金狗尾)
イネ科
北の原の草原にて。

アキノノゲシ

アキノノゲシ
アキノノゲシ(秋の野芥子)
キク科


ゲンノショウコ
ゲンノショウコ(現の証拠)
フウロソウ科
「ゲンノショウコ」さんだと通り過ぎようとしましたが、「あれっ何か変だぞ」と引き返してみれば、花弁が一つ足りません。「落ちてしまったのかなぁ」とよく見れば萼片も4枚。さらに、柱頭は通常は5裂するのですがこの方は4裂。雄蕊も2本足りません。しかも、雄性先熟ですので通常は葯が全部ついているのに柱頭の先端が裂開することはありません。この方の今後が気になります。

ツクシハギ
ツクシハギ(筑紫萩)
マメ科


ツリガネニンジン
ツリガネニンジン(釣鐘人参)
キキョウ科
日当たりが良くないせいでしょうか? 草丈20cmぐらいです。

ツルリンドウ
ツルリンドウ(蔓竜胆)
リンドウ科


ヨモギ
ヨモギ(蓬)
キク科


北の原を後にし、三瓶周回道路から少し下ってみました。

カナムグラ
カナムグラ(鉄葎)
アサ科
この方は「雌雄異株」です。上の画像は雌株。
カナムグラ
この画像が雄株。カナムグラの名前の由来は、鉄「カナ」の意味があって、茎が強いという意味で、「ムグラ」とはよく茂る雑草という意味があり、茎が強くよく茂る雑草ということから「カナムグラ」と呼ばれたとされています。

ヤマハッカ
ヤマハッカ(山薄荷)
シソ科


クロバナヒキオコシ
クロバナヒキオコシ(黒花引起こし)
シソ科


メナモミ
メナモミ(豨薟・雌菜揉み)
キク科


ミズヒキ
ミズヒキ(水引)
タデ科


ナガミノツルキケマン
ナガミノツルキケマン(長実蔓黄華鬘)
ケシ科


ツリフネソウ
ツリフネソウ(釣船草)
ツリフネソウ科

シロマダラ

9月24日(金)
仕事をしまってから、北の原から臨時駐車場へ向かっちょったら、なんだい見たことの無い「くちなわ」が、おったとまっしゃい。 「くちなわ」はどっちかといえば嫌いだども、案外珍しいもんかもっしぇんてて思って写しちょいたわね。 で、サヒメルで教えてもらったら、なんが「シロマダラ」てていう「くちなわ」だったわね。島根県の準絶滅危惧の「くちなわ」だったすこ。

シロマダラ
シロマダラ(白斑)
ナミヘビ科マダラヘビ属

【全国的にも個体数は少なくて、生息域は広いが夜行性のため人の目に触れる機会は少なく、不明な点が多い】 -改訂しまねレッドデータブック-

雑草と呼ばれし者

9月21日(火)
早朝、天満宮へ行った。先日、此処の境内を掃除したとき、ちっちゃな花をつけた草を見て気になっていたから。


クルマバザクロソウ

クルマバザクロソウ
クルマバザクロソウ(車葉柘榴草)
ザクロソウ科
熱帯アメリカ生まれの帰化植物で、日本には江戸時代末期に渡来。 花の大きさは3mmほど。花弁は無く、萼片が花弁のように見えています。

家に帰ってから、今度は隣の田んぼの周りを散策。 「チョウジタデ」さんと出逢いました。

チョウジタデ

チョウジタデ
チョウジタデ(丁字蓼)
アカバナ科
水田雑草とくくられているこの方は、稲作の伝来と共に渡来した、「史前帰化植物」だそうです。

カワミドリ

9月20日(月・祝)
少しだけ早起きしたので、通勤途中で道草。 よく立ち寄る植物観察ポイントへ。 「カワミドリ」さんに出逢った。

カワミドリ
カワミドリ(河碧・川緑)
シソ科
この方の名前の由来は不明だそうです。 中国では薬草として栽培されているそうな。

北の原にて 4

9月19日(日)
本日は、出勤時に北の原をちょこっと散策しました。 太陽光がまだ斜めなので、写真には最高の光線なのです。 が、腕前がまだまだなので、モデルさん達には悪いのですが、最高の写真にはなりませんでした。


ヒヨドリバナ
ヒヨドリバナ(鵯花)
キク科
葉っぱの鋸歯が粗いので「サワヒヨドリ」さんかな?と思いましたが、短い葉柄があるので、「ヒヨドリバナ」さん? それとも雑種?

マツムシソウ
マツムシソウ(松虫草)
マツムシソウ科
柔らかな光を浴びて、「マツムシソウ」さんが一層輝いて見えました。

ミズヒキ

9月15日(水)
私は温泉ガ好きで、ちょくちょく行くのだが、本日も帰宅後すぐに「ひかわ美人の湯」へ行った。 汗を流し、いい心持になって脱衣場で扇風機で涼んでいたら、4~5歳くらいの女の子がお父さんと入ってきた。 そこまでは、まあ別段気にする事もなかったが、その女の子は、まじまじと私の〇〇〇を見るものだから少し小恥ずかしかった。 
それは、さておき、本日のモデルさんはサヒメルの本館と新館を繋ぐ回廊の下で咲いている「ミズヒキ」さんです。


ミズヒキ

ミズヒキ

ミズヒキ
ミズヒキ(水引)
タデ科
クローズアップで花をよく見れば紅白の花(萼片)で美しいのに全体的には地味なので、侘・寂に通じるのか茶花として用いられます。 ちなみに花言葉は「祝い事、心遣い」だそうです。