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「島根県自然観察指導員連絡協議会」の会報「おとしぶみ」。その編集メンバーの「あきあかね」が運営する、自然画報。

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ユキワリイチゲ(立久恵)・セリバオウレン(奥出雲)

2月28日(土)
2月最後の日、良い天気になったので、立久恵峡の「ユキワリイチゲ」さんに逢ひにいった。(お日様がユキワリイチゲを照らす10:00~14:00位が良いです。)

開花
日光を浴びて気温が上昇しだすと開花です。

ユキワリイチゲ
ユキワリイチゲ(雪割一華)
キンポウゲ科


立久恵峡でユキワリイチゲを堪能した後、奥出雲へと向かいました。「セリバオウレン」さんに逢うためです。(2月26日の記事で「セリバオウレン」を「スプリング・エフェメラル」と紹介しましたが、「セリバオウレン」は葉っぱが一年中見られるので、厳密に言うと「スプリング・エフェメラル」に当てはまりません。失礼しました。)
雪解け後の斜面に沢山可愛い花を咲かせています。

セリバオウレン

セリバオウレン

セリバオウレン
セリバオウレン(芹葉黄蓮)
キンポウゲ科

セリバオウレンは雌雄異株で上の画像はすべて、雄花をつけています。雌花は見つけられませんでしたが、両性花はありました。
セリバオウレン
画像の右上の花は、雄蕊の中に緑色の雌蕊が見えています。
セリバオウレン
こちらの画像が解り易いですね。

「セリバオウレン」を撮影していたら、ぶん、ぶん、ぶん、と羽音が。
訪花中
 ブン、ブン、ブン、蜂が飛ぶ 
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梅にメジロ

梅にメジロ

我が家の庭にいつもやってくる、「メジロ」さん。やはり、ミカンにぶらさがるより、花木の枝に止まっているほうが絵になりますね。(なんか花札を連想してしまいますた)
(画像をもう一度動かす場合はブラウザの更新ボタンか、画像自体をクリックして下さい。)

スプリング・エフェメラル

「セツブンソウ」の自生地で知られる「総領町」、此処にはその他にも可憐な春の妖精が咲く。「スプリング・エフェメラル」とも呼ばれる春植物の続報です。

セリバオウレン

セリバオウレン
セリバオウレン(芹葉黄連)
キンポウゲ科

「セリバオウレン」葉っぱも花も繊細な造りです。上の2枚の画像のうち下側の画像は雄花です。咲き始めの花の雄蕊は花の中心に集まっていますが、外側から徐々に熟し開いていきます。

セツブンソウ
セツブンソウ(節分草)
キンポウゲ科

14日に訪れた自生地はピークを過ぎていました。別の自生地を訪ねたら、木漏れ日のスポットライトの中に浮かび上がった「セツブンソウ」。


総領町のお隣の「東城町」、そこに「帝釈宇山」と云う所がありますが、そこの一軒の民家の後に「ミチノクフクジュソウ」の自生地があります。そこのご主人が管理をされているので、毎年元気な姿を見ることが出来ます。
ミチノクフクジュソウ

ミチノクフクジュソウ
ミチノクフクジュソウ(陸奥福寿草)
キンポウゲ科

招かれざる客

ヒヨドリ
ヒヨドリ(鵯)
スズメ目ヒヨドリ科

ちょっと憮然とした表情に見える「ヒヨドリ」さん。「メジロ」さんが啄ばむミカンを食べようとやってきましたが、ミカンに上手くぶらさがれないので、食べることができません。2月13日の記事の「メジロ」さんのような真似は出来ないのです。

早春の立久恵峡

2月16日(月)
立春(2月4日)以来、久々に立久恵峡を散策しました。


コショウノキ
コショウノキ(胡椒の木)
ジンチョウゲ科

「コショウノキ」さんは開花数が少し増えました。まだ、たくさんの蕾があります。

タチツボスミレ
タチツボスミレ(立坪菫)
スミレ科

岩壁にしがみつくように生えている「タチツボスミレ」さん。開花していました。

ヤマネコノメソウ

ヤマネコノメソウ
ヤマネコノメソウ(山猫の目草)
ユキノシタ科

薄暗い林床で黄色い葯が目立つ「ヤマネコノメソウ」さんです。

ヒメオドリコソウ
ヒメオドリコソウ(姫踊子草)
シソ科

日差しを受けて輝く「ヒメオドリコソウ」さんです。此処には、白花品は見られません。

ユキワリイチゲ蕾
ユキワリイチゲ(雪割一華)
キンポウゲ科

立春の時には一株だけ、開花できる状態で他は蕾すら無かったのですが、今日は蕾をつけた株を沢山、見ることが出来ました。

他にも「ホトケノザ」、「ハコベ」などが花をつけ、「ミヤマカタバミ」の蕾を確認しました。
鳥類は、「エナガ」、「シジュウカラ」、「ジョウビタキ」を目視で確認、「コゲラ」、「メジロ」、「ヒヨドリ」は声で確認しました。あ、そうそう「ウグイス」が囀っていましたよ。

春を告げる草花

2月14日(土)
今日から、総領町では「セツブンソウ」自生地の公開が始まり、待ちかねていた私も早速、見に行きました。まだ、公開地は一箇所ですが、暖かい日が続いたためか、沢山花を咲かせていました。

セツブンソウ

セツブンソウ
セツブンソウ(節分草)
キンポウゲ科
総領町の宝物「セツブンソウ」の自生地のうち、公開されるのは7箇所で、公開期間は3月15日までです。

総領町を後にして、新見市に向かいました。「無明谷」という石灰岩の崖の間に沢山の野草が咲くのです。県道が通じているので、時折通過する車に気をつけて歩くと、セツブンソウがちらほら見えます。総領町の公開自生地のように、草刈などで管理されているのと違い、まさにそこで逞しく生きている姿を見ることが出来ます。
此処で一番多く見ることが出来るのは、「ケスハマソウ」です。「ミスミソウ」と同じキンポウゲ科の草花です。
ケスハマソウ
ケスハマソウ(毛洲浜草)
キンポウゲ科
上の画像で花の後に写っている根生葉が「ミスミソウ」のように尖りません。此処で見られる「ケスハマソウ」はほとんど白花で、稀に下の画像のような淡紅色を帯びるものがあります。
ケスハマソウ


立久恵でも咲き出していましたが、此処でも「ユキワリイチゲ」は花を咲かせていました。
ユキワリイチゲ

ユキワリイチゲ
ユキワリイチゲ(雪割一華)
キンポウゲ科

ミカン大好き!!

我が家の庭の椿や梅が花を咲かせると、待ちかねたように「メジロ」さんが、やってきます。花の中に頭を突っ込んで、蜜を舐めているのを見ていると癒されます。時折、ミカンをぶらさげてやると、軽業師のようにミカンに摑まり、中身をきれいに食べてしまいます。
メジロ
メジロ(目白)
スズメ目メジロ科

ミカン大好き!!

「ミカン美味しいよー

馬酔木の花が咲いたよ・・・

2月12日(水・祝)
松江イングリッシュ・ガーデンで開催された、冬鳥観察会に参加した後、近くの「古墳の丘古曽志公園」に寄って見ました。公園内には、もともとそこに生えていた常緑樹の林があり、野鳥も観察できます。我々が散策していたら、目の前の梢を行きかう「キクイタダキ」さんの群れに遭遇。じっとしていたら、4m位の距離まで寄ってきました。

話はかわって、公園に植栽されている「アセビ」さんが花を咲かせ出しました。
アセビ
アセビ(馬酔木)
ツツジ科

立春に

2月4日(水)
今日は立春。穏やかな日でした。立久恵峡が気になっていたので、出掛けてみました。


コショウノキ
コショウノキ(胡椒の木)
ジンチョウゲ科

「不老橋」を渡ってすぐにある、「コショウノキ」さんは花が咲き出しました。

ヤマアイ
ヤマアイ(山藍)
トウダイグサ科

「ヤマアイ」さんは、やはり咲いてました。雄株です。まだ、雌株の写真が撮れていません。(^^;

ユキワリイチゲ
ユキワリイチゲ(雪割一華)
キンポウゲ科

まさか、咲いているとは思いもしませんでした。一株だけ花をつけていた「ユキワリイチゲ」さんです。他の株には蕾さえ準備されていないのに何故?

ツグミ

ツグミ
ツグミ(鶫)
スズメ目ツグミ科

毎年、寒いこの時期に我が家の庭で、落ち葉めくりをして過ごす、「ツグミ」さんです。雪が積もって落ち葉を隠してしまったので、キウイの枝の上で不機嫌そうにしていました。