200906/02 西城町にて 植物 0 以前、「サクラソウ」を撮影しに行った「道後山クロカンパーク」。そろそろ「スズラン」が咲く頃だと急に思い立ち、出掛けてきました。スズラン(鈴蘭)ユリ科此処の自生地には、100万株あるとも云われるほど沢山のスズランがあります。近くには、同じユリ科の「アマドコロ」もあります。アマドコロ(甘野老)ユリ科「スズラン」は毒草なのですが、「アマドコロ」は、茎や根茎を山菜として利用されます。カノコソウ(鹿子草)オミナエシ科こんな所で、久しぶりに「カノコソウ」さんと出会いました。三瓶山でも咲いているかな? PR
200906/01 夏は来ぬ 植物 0 今日から卯月で~す。というわけで、卯の花の画像を見ながら歌ってくださいね~!!ウツギ(空木)ユキノシタ科五月(さつき)やみ、蛍飛びかい水鶏(くいな)鳴き、卯の花咲きて早苗(さなえ)植えわたす、夏は来ぬ
200905/31 登山交流会 at 吾妻山 イベント報告 0 5月31日(日)今回で10回目となる登山交流会を、奥出雲町と比和町の境に鎮座する「吾妻山」にて開催しました。スタッフ込みで12名の参加者は奥出雲町の大峠から吾妻山を目指します。霧の立ち込める山道をゆっくり歩きながら、鳥の歌声に耳を澄ませ、足元の小さな草花や羊歯類、木々の花などに挨拶をします。大膳原まで歩くと見えるはずの吾妻山は、霧の中。でも、参加者の心の目には映っていたことでしょう。吾妻山山頂には、予定通り1時間遅れの13時に到着。広島県側の池の原の景色は見ることが出来ました。山頂での大休止の間だけは、暖かな日差しに包まれホット一息。再び霧の中の大膳原を歩いて「大膳原野営場」に立ち寄ると林床に「マイヅルソウ」の群落。大峠駐車場に15時には着きました。大汗をかくこともなく、快適な交流会でした。(意見には個人差があります。)アカモノ(赤物)ツツジ科大膳原から吾妻山登山道で沢山見ることが出来ました。サワフタギ(沢塞木)ハイノキ科別名「瑠璃実の牛殺し」は、木の質が粘り強いので曲げて牛の”はなぐり”に用いた事から名づけられました。シロシタホタルガ(白下蛍蛾)鱗翅目マダラガ科サワフタギを食草にしている「シロシタホタルガ」の幼虫。仲間内では「猫バス」と云う名で親しまれています。タチシオデ(立牛尾菜)ユリ科新芽の頃に摘み取って、茹でてマヨネーズをつけて頂きま~す。アスパラガスと同じ食感だそうです。ナツアサドリ(夏朝取)グミ科「アサドリ(朝取)」とは、岡山県でのグミの仲間の呼び名で、初夏に実が熟すので「ナツアサドリ(夏朝取)」と呼ばれます。島根県内ではなかなかお目にかかれません。マイヅルソウ(舞鶴草)ユリ科吾妻山山頂にもいらっしゃいましたが、大膳原野営場に群落があります。オオルリ(大瑠璃)スズメ目ヒタキ科帰り道では、「オオルリ」に見送られて嬉しかったです。
200905/30 リベンジ、恐羅漢 植物 0 5月30日(土)先日(5月16日)の「恐羅漢山」では、蕾だった「サラサドウダン」の花がどうしても見たくて、また「恐羅漢山」だ。「牛小屋高原キャンプ場」のそばでは、「クロヅル」がまだ蕾。林に入ると林床にたくさんの小さな花びらが落ちている。どうやら「ナナカマド」のようだ。「ギンリョウソウ」もあちこちで顔を出している。上を見上げれば「ミズキ」が満開。「サワフタギ」も咲き出している。夏焼峠から山頂に向かって登っていくと「トチノキ」が花穂を沢山つけている。「アサガラ」も花が咲き出した。「コバンノキ」には紅い小さな花だ。先日、花が咲いていた「アサノハカエデ」には、翼果がぶら下がっている。代わりに「コミネカエデ」が花序を伸ばして小さな花を。「サワダツ」や「フウリンウメモドキ」もまだ蕾。白い装飾花が目立つのは、「ツルアジサイ」と「ヤブデマリ」。足元には「ツボスミレ」「クルマムグラ」「チゴユリ」「ホウチャクソウ」「ユキザサ」「タニギキョウ」、全部白っぽい花だ。「オオバスノキ」の紅い花も1年ぶり。山頂を通過して、「旧羅漢山」方面に向かう。と、現れた。「サラサドウダン」が沢山花をぶら下げている。では、「恐羅漢」の「サラサドウダン」です。サラサドウダン(更紗灯台)ツツジ科
200905/27 ナワシロイチゴ 植物 0 ナワシロイチゴ(苗代苺)バラ科道端の「ナワシロイチゴ」の花が咲き出してます。以前は名前のとおり、苗代を作る頃、実が熟しましたが・・・。花にとまっているのはハナアブの仲間です。
200905/25 吾妻山、下見 山行 0 5月23日(土)今月末(5月31日)開催する「登山交流会at吾妻山」の為の下見である。仁多郡奥出雲町三成のサイクリングターミナルの手前の「仁多土木事務所」で待ち合わせし、スタッフSと大峠駐車場にむかう。大峠駐車場には車が5台位停められるスペースがある。車を停めたすぐ上に、「オオバアサガラ」が蕾を用意している。本番には咲いているかな?吾妻山を正面に見据えて大膳原をゆっくり歩く。此処から仰ぐ吾妻山を記念バッジの絵柄にしよう。大膳原は日陰が無いので、カンカン照りだとつらいかも。歩き始めてから2時間ちょっとで山頂に到着。まずまずの眺め。降りは登りと同じコースを歩く。大膳原まで降りたら「大膳原野営場」へ立ち寄って小休止。「マイヅルソウ」の群落がある。駐車場には1時間ちょっとで戻った。印象に残った花は「アカモノ」。アカモノ(赤物)ツツジ科
200905/22 雨の日だからこそ 植物 0 今日も一日、降ったり止んだりの繰り返しでした。こんな日に防水ではないデジカメを持ち歩くのは勇気がいりますね。でもこんな雨の日だからこそ、道端のありふれた草花が輝いて見えるのです。ムラサキツメクサ(紫詰草)マメ科明日は天気が回復するようです。絶好の下見日和になりますように。
200905/19 ふれあいの里にて 4 観察スポット 0 「ふれあいの里 奥出雲公園」には、何箇所かの池が作ってありますが、その止水域も少しずつ自然度があがってきています。そんな池で「クロスジギンヤンマ」さんが、産卵をしていました。クロスジギンヤンマ(黒筋銀蜻蜒)トンボ目ヤンマ科
200905/18 恐羅漢山 山行 0 5月16日(土)私を惹きつけて止まない「西中国山地」。その中で広島県と島根県の県境に在って、1,346mの標高を誇る「恐羅漢山」へ4人で登った。重そうな雲が、今にも泣き出しそうな中を牛小屋高原の駐車場へ向かう。駐車場に着くよりも前に雨が落ちだしてきたが、駐車場には数台の車と中型のバスが停まっていた。小雨の中を「夏焼峠」へ向かって歩き出す。林の中に入ってしまえば、濡れない程度だ。林床には、「ツクバネソウ」、「チゴユリ」、「ホウチャクソウ」、「ユキザサ」が花をつけている。樹々の花も「ミヤマガマズミ」、「オオイタヤメイゲツ」、「アサノハカエデ」、「コバンノキ」などなど。ゆっくりと歩いて、山頂には12時40分頃着いた。天気がよければ、たくさんの人がいるはずだが、我々の他、誰もいない。「旧羅漢山」の方へ向かう途中の林の中で雨を避けて昼食。付近には「サラサドウダン」がたくさんの蕾をつけていた。「恐羅漢山」へ引き返し、「台所原」へ降りる。此処の森は気持ちが落ち着く。「ブナ」や「トチノキ」の巨木が目に付く。此処では「ホオノキ」の葉がまだ開ききっていない。ホオノキの花が観たくて降りてきたのだが。また、「チマキザサ」が花をつけていた。笹・竹類は稀にしか花をつけないので、貴重な体験をしたことになる。「台所原」から林道を歩いて、「早手のキビレ」経由で「夏焼峠」を目指すが、この林道が長い。「なんか知らんがしわーてやれん。」駐車場に戻ると16時をまわっていた。アサノハカエデ(麻の葉楓)カエデ科コバンノキ(小判の木)トウダイグサ科
200905/15 広島県西城町~島根県奥出雲町 植物 0 先日、広島県西城町まで花旅をしてきました。お目当ては「サクラソウ」と「スズフリイカリソウ」。この二品は、きつい山登りをしなくても間近で観ることが出来ます。「サクラソウ」は、「道後山クロカンパーク」敷地内の湿地で見ることができます。サクラソウ(桜草)サクラソウ科島根県にも自生地はあるそうですが、私は場所を知りません。此処には、自生のスズランもあります。「スズフリイカリソウ」は、スキー場のある「猫山」の麓で見ることが出来ます。スズフリイカリソウ(鈴振碇草)メギ科「バイカイカリソウ」と「トキワイカリソウ」の自然交配種です。画像の花色は淡紅色ですが、白花もあります。花の形は変異多く距があったり、無かったりします。まぁ、両親の特徴がでますから・・・。帰りには時間があったものですから、「吾妻山」へ広島県側から登りました。お目当ては「ダイセンキスミレ」です。ダイセンキスミレ(大山黄菫)スミレ科登山道沿いでちらほら見かけましたが、モデルになったのは、「私は此処にいる、写して。」と呼びかけてきた方です。